キンプリはパパ 37 (ページ37)

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自分でやりたい＊優太パパページ37

双子颯(はやて)＆百花(ももか)3歳

岸side

ある日の朝。

「颯、このお皿、テーブルに持って行ける？」

颯「うん！」

「気をつけてね？」

颯「は〜い！」

百花「ももかも〜！」

「じゃあ百花は、みんなのお箸持って行ってくれる？」

百花「は〜い！」

3歳になり、お手伝いができるようになった双子は、朝からママのお手伝いをしている。

岸「えらいな〜、颯、百花」

颯「ごはんたべるよ〜！」

「ふふ、ご飯食べよっか！」

岸「食べよう食べよう！」

朝ご飯がテーブルに揃い、席に座ってみんなで食べ始める。

颯「パパ、みて〜！じゃがいもつかめた！」

岸「おっ、すごいじゃん！お箸、ちゃんと使えてて偉い！」

百花「ももかもつかってるよ〜！みて〜！」

岸「百花も偉いな〜！2人ともすごいぞ！」

2歳半からお箸を使って食べている双子。

もちろん最初は、上手くお箸が使えなくてこぼしたり落としたりしたけど、今はほとんどこぼさずに上手にお箸が使えるようになった。

成長してるなーと感心。

颯「ママ〜、おちゃのみたい！」

「お茶、全部飲んじゃった？ちょっと待ってね、入れるから」

颯「はやて、じぶんでいれる！」

「自分で入れれる？大丈夫？」

颯「だいじょうぶ！」

そばにある麦茶のポットを颯は手に取り、両手で持って慎重に自分のコップに入れた。

岸「気をつけろよ？」

颯「よいしょ···できた！」

岸「おぉー、すげぇじゃん、颯！」

「颯、すごいね！」

颯「たーっち！」

「ふふ、ターッチ！」

Aと颯はハイタッチ。

それを見た百花が···

百花「ももかもおちゃいれる〜！」

岸「えっ、百花も？自分で入れるの？」

百花「うん！」

百花もやりたいと言い出した。