キンプリはパパ 37 (ページ30)

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紫耀side

琉晴「ねぇねぇ、ケーキかってきたの〜？」

岸「あ、そうだよ。めっちゃ美味そうなケーキ、予約して買ってきたからさ、後で食べよっか！紫耀、これ、冷蔵庫に入れといてくれる？」

紫耀「うん、ケーキ買ってきてくれてありがとね」

岸くんからケーキの箱を受け取り、大事に冷蔵庫に入れた。

琉晴「ねぇねぇ、それプレゼント〜？」

琉晴が、岸くんの左手に持ってる袋を指さす。

岸「そうだよ、琉晴へのクリスマスプレゼント。見てみる？」

紫耀「え、もうあげるの？」

岸「え、だめ？」

紫耀「まぁいいけど笑」

琉晴「はやくみたい！」

岸「見たいか？じゃあちょっと待ってろ！」

岸くんは袋から箱を取り出し、琉晴に渡した。

琉晴は包装紙を破り、出てきたプレゼントに大興奮。

琉晴「すご〜い！かめんライダーのベルト！」

岸「今年の琉晴へのクリスマスプレゼント、どうしたらいいか紫耀に相談したらさ、紫耀が『今、琉晴、仮面ライダーにハマってる』って教えてくれたんだよ。だからベルトプレゼントしたんだよ。嬉しい？」

琉晴「うれしい！つけていい？」

岸「おう！」

琉晴は箱からベルトを取り出し、腰に着けた。

岸「このボタン押すと色変わるんだって。押してみ？」

琉晴がボタンを押すと、色が変わったり音が出たりして、琉晴はずっと『すごい！』と喜んでた。

紫耀「よかったな、琉晴。岸くんに何て言うんだっけ？」

琉晴「きしくんありがとう！」

岸「おう！」

そして夜は、クリスマスならではご馳走を3人で食べ、岸くんが買ってくれたケーキも食べて、楽しいクリスマスを過ごした。