キンプリはパパ 37 (ページ2)

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岸side

Aから頼まれた家事をしてると、突然、保育園から連絡が来て、百花がお腹痛いみたいだからお迎えきて欲しいと言われ、急いで保育園に向かった。

岸「すいません、お迎えに来ました」

先生「あ、こんにちは。お迎えありがとうございます。百花ちゃん、パパ来てくれたよ」

岸「百花ー、大丈夫か？」

佐藤先生に抱っこされ、ぐったりしている百花に駆け寄り、頭を撫でる。

先生「結構辛そうで、お腹の風邪やもしかしたら胃腸炎とかなのかなと思い、心配なので連絡入れたんです」

岸「胃腸炎·····あっ！」

何でお腹が痛いのか考えてると、今朝のことを思い出した。

岸「今日の朝、百花、めっちゃ牛乳飲んでたんです。それでお腹壊しちゃったんですかね···」

先生「牛乳···なるほど···」

岸「いつもはあんまり牛乳飲まないんですけど、今日はなぜか異常に飲んでて。だからなんですかね···」

先生「そうですか···」

岸「とりあえず、お家でゆっくり休ませます」

先生「はい。明日も無理そうでしたら休んでも大丈夫なので」

岸「はい。ありがとうございました。颯はまだ保育園いる？」

そばにいる颯に聞いた。

颯「うん、まだほいくえんにいる！パパ〜、ぼくのおむかえきてくれる？」

岸「おう。ちゃんと夕方に迎えに行くよ。じゃあたくさんお友達と遊んでてな。じゃあ先生、ほんとにありがとうございました」

先生「はい。百花ちゃん、またね。ゆっくり休むんだよ？」

百花「うん···」

百花を受け取り、百花を抱っこして荷物を持ち、保育園をあとにした。