キンプリはパパ 37 (ページ1)

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佐藤先生side

しばらくしてまた百花ちゃんはおトイレに行きたくなったみたいで、副担任の先生に抱っこされながら百花ちゃんはおトイレに行った。

心配になりながら教室で待ってると、颯くんが来た。

颯「せんせい、ももかちゃんだいじょうぶ？」

先生「ちょっとお腹痛いんだって。颯くん、今日ってお家にパパかママいる？」

颯「パパいるよ！」

先生「パパいる？んー、どうしよっか···」

帰らせた方がいいのか悩んでると、副担任の先生と百花ちゃんが戻ってきた。

先生「どうでした？」

副担「お腹の痛み、治らないみたいで、下痢も止まらなくて···」

先生「そうですか···」

副担「どうします？早退した方が良さそうですかね？」

先生「僕も悩んでて···でも百花ちゃん辛そうですし、もしお腹の風邪とかなら大変なので、早退しましょうか。颯くんに聞くと今日はお父様がいるみたいなので、お迎えに来てもらいます」

副担「分かりました。じゃあ私の方から、お電話しますね」

先生「お願いします」

副担任の先生から百花ちゃんを受け取り、副担任の先生は連絡するために職員室へ行った。

百花「ｸﾞｽｯ···おなかいたぁい···」

先生「痛いね、お腹。どこ痛い？ここ？」

床に座って、百花ちゃんを膝の上に乗せて、百花ちゃんのお腹を撫でる。

しばらくして、副担任の先生が戻ってきた。

副担「百花ちゃんのお父様に連絡ついて、お迎えきてもらうことになりました」

先生「分かりました。ありがとうございます」

颯「ももかちゃん、かえっちゃうの？」

先生「うん、しんどそうだからね。颯くん、百花ちゃんのリュックとか準備してくれるかな？」

颯「わかった！」

颯くんが百花ちゃんの帰る準備をしてくれた。

百花「ｸﾞｽｯ···いたぁい···」

辛そうに僕にもたれてる百花ちゃん。

どうしちゃったのか、とても心配。