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佐藤先生side
午前中の自由時間。
読み聞かせをして欲しいと数人の女の子たちからお願いされ、その子たちに読み聞かせをしてると、颯くんがやってきた。
颯「さとうせんせい〜」
先生「颯くんどうした？」
颯「ももかちゃんがね、おトイレからもどってこないの」
先生「百花ちゃんが？」
颯「ももかちゃんとね、おえかきしてたんだけど、とちゅうでももかちゃんが『おトイレいってくる』っていっておトイレいって、そっからもどってこないの」
先生「そっか。おトイレ行ったのどれくらい前かわかる？」
颯「じゆうじかんはじまってすぐだったよ」
時計を見ると、自由時間が始まったのが10時からで、今は10時15分だから、10分はおトイレにいるって事なのかな？
先生「教えてくれてありがとね？見てくるから、颯くんはここで待ってて？」
颯「わかった」
ちょっと心配そうな颯くんの頭を撫で、僕は女性の副担任の元へ行った。
先生「すいません、百花ちゃんがおトイレから戻ってこないって颯くんが教えてくれて、代わりに見てきてもらえませんか？」
いくら子供用のおトイレとはいえ、女の子用のおトイレに男性の僕が行くのは百花ちゃんも恥ずかしいと思うから、女性の副担任の先生に任せることにした。
副担「わかりました。見てきますね」
先生「お願いします」
副担任の先生はすぐ、おトイレに向かってくれた。
そしてそのまま僕は教室で待ってると、数分後に副担任の先生が百花ちゃんを抱っこして戻ってきた。
駆け寄ると、百花ちゃんはヒクヒク泣いていた。
先生「百花ちゃん、おかえり。大丈夫？」
泣いてる百花ちゃんの背中を撫でる。
副担「お腹痛くなっておトイレ行ったみたいで、おトイレは出たみたいなんですけど、ずっとお腹痛くて教室に戻れなかったみたいなんです。ちょっと下痢っぽいみたいで···」
副担任の先生は、他の子供たちに聞こえないよう、小さな声で言った。
先生「そうですか···お腹痛いの？百花ちゃん」
百花「ｸﾞｽｯ···いたぁい···」
先生「そっか。気づけなくてごめんね？」
泣いてる百花ちゃんの頭をポンポン撫でた。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます！甘やかしパパですね！笑 (12月15日 20時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます廉くんパパ交換条件飲んでくれてよかった(笑) (12月15日 19時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！大好きな人は全部自分が独り占めしたい百花ちゃんの性格、可愛いですよね！ (12月14日 22時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました。百花ちゃん佐藤先生と居るからパパは興味ないのかな?と思ってたけど、お友達の様子よく見てましたね。パパも先生も独り占めしちゃうとこ百花ちゃんらしいです (12月14日 21時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (12月11日 19時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年11月17日 14時
