コミュニケーション ＊廉パパ ページ44
娘 A 高校2年生
廉side
ある日の夜。
スマホをいじってると、お風呂上がりのAがドライヤー持って俺の元に来た。
「パパ〜。髪乾かして？」
廉「また？ええよ、じゃあ座って」
ドライヤーを受け取り、コードを挿して俺の目の前に座ったAの髪を乾かす。
Aの髪を乾かすのは、Aが小さい頃からの日課。
中学生ぐらいからAも親に髪を乾かしてもらうのは恥ずかしさを感じていずれなくなる時が来ると思ったけど、そんなこともなく、高校生になった今でも俺がAの髪を乾かしてる。
「パパに髪を乾かしてもらうと眠くなる」
廉「寝んなよ？危ないから」
Aの髪は長いから乾かすのに時間かかるけど、これも1種の貴重なコミュニケーションだと思えば全然苦じゃない。
でも、自分で乾かせるのになんで俺にいつも頼むのか。
ふと疑問に思い、聞いてみることに。
廉「A〜。何でさ、髪乾かしてって俺に頼むん？別に嫌ってわけじゃないけどさ、もうAも高校生やん。父親と話すのとか髪触れるのとか嫌な年頃やん。Aはそういうのないん？」
「うーん、ないかな。自分で乾かすの面倒臭いし、パパ、髪乾かすの上手だもん」
廉「ふぅん。俺がいない時はどうしてるん？」
「その時はママに頼んでるよ？」
廉「ふぅん、そっか」
思えばAは、思春期らしい思春期なかったな〜。
なんて思いながら髪を乾かしてると、やっと完璧に髪を乾かし終えた。
廉「ん、できたで」
「ありがとう、パパ！また明日もよろしくね！」
廉「おん」
いつかは必ず、この日課も終わる時が来てしまう。
それまで、俺もその時間を大切にしよう。
fin
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます！甘やかしパパですね！笑 (12月15日 20時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます廉くんパパ交換条件飲んでくれてよかった(笑) (12月15日 19時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！大好きな人は全部自分が独り占めしたい百花ちゃんの性格、可愛いですよね！ (12月14日 22時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました。百花ちゃん佐藤先生と居るからパパは興味ないのかな?と思ってたけど、お友達の様子よく見てましたね。パパも先生も独り占めしちゃうとこ百花ちゃんらしいです (12月14日 21時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (12月11日 19時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年11月17日 14時
