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紫耀side
翌朝。
朝ごはんをAと一緒に用意してると、子供たちが起きてきた。
その中には稟桜もいて。
紫耀「稟桜ちゃん稟桜ちゃん！ちょっと来て？」
稟桜「んぅ？」
テレビの前に行こうとした稟桜ちゃんを廊下に連れ出した。
そして、稟桜が描いた絵を見せた。
紫耀「昨日、稟桜ちゃん、サンタさんにお手紙書いたでしょ？これ、何の絵かな？」
稟桜「これ、あかちゃん！」
紫耀「赤ちゃん？」
やっぱり赤ちゃんだったか。
紫耀「稟桜ちゃん。さっきね、サンタさんからお電話が来たんだけど、ちょっと難しいんだって。このプレゼント」
稟桜「むずかしいの〜？」
紫耀「そう。できないことはないんだけど、クリスマスまでには間に合わないの。だから、違うのにしよう？」
稟桜「じゃあ、わんちゃん！」
紫耀「わんちゃん？んー、わんちゃんもなー」
家族みんなわんちゃん好きだからいつか飼えたらいいけど、まだ稟桜も小さいから無理そう。
紫耀「なんか欲しいおもちゃとかない？」
稟桜「ん〜···あっ！」
紫耀「何か思いついた？」
稟桜「ぶーぶー！」
紫耀「ん？ブーブー？」
稟桜「あんぱんまんのぶーぶー！」
そう言って、リビングへ走っていった稟桜。
···アンパンマンのブーブーって何だ？
なんか更に難題を突きつけられたなと思いながら、俺もリビングに戻った。
キッチンに入り、Aの横に立つ。
「稟桜、なんだって？」
子供たちに聞こえないよう、Aが小さな声で聞いてきた。
紫耀「やっぱりあの絵、赤ちゃんだって」
「やっぱり赤ちゃんなんだ」
紫耀「そう。『難しいから、違うのにして？』って説得した」
「で、どうなったの？」
紫耀「アンパンマンのブーブーがいいみたい」
「アンパンマンのブーブー？なにそれ？」
紫耀「俺もわかんない。車のおもちゃなのかなー？」
「あー、そういうことかなー？」
紫耀「とりあえず調べてみる」
「うん、わかった」
プレゼントを買いに行くのは、クリスマスの3日前。
それまでに調べてみよう。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます！甘やかしパパですね！笑 (12月15日 20時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます廉くんパパ交換条件飲んでくれてよかった(笑) (12月15日 19時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！大好きな人は全部自分が独り占めしたい百花ちゃんの性格、可愛いですよね！ (12月14日 22時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました。百花ちゃん佐藤先生と居るからパパは興味ないのかな?と思ってたけど、お友達の様子よく見てましたね。パパも先生も独り占めしちゃうとこ百花ちゃんらしいです (12月14日 21時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (12月11日 19時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年11月17日 14時
