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岸side
そして翌朝。
颯「じゃあいってきまーす！」
「えっ、もう学校行くの？」
いつもは7時半に学校に行く双子だけど、まだ7時なのに、双子はランドセルを背負って玄関へ。
岸「まだ行くの早くないか？学校もまだ開いてないんじゃない？」
「今日、なんか当番とかあるの？」
靴を履いてる双子に、俺らは聞く。
颯「なんもないけど、きょうははやくいくの！」
百花「じゃあばいば〜い！」
岸「行ってらっしゃい！気をつけろよ！」
双子は朝早くに家を出た。
·
·
紫耀side
朝7時。
起きる時間をもう30分過ぎてるけど、まだ琉晴は部屋から出てこない。
紫耀「琉晴〜、起きてる〜？朝ご飯できたから食べよう」
琉晴の部屋のドアは閉まってて、廊下からドアの向こうにいる琉晴に声をかける。
紫耀「琉晴〜」
琉晴「ごはんたべない！がっこうもいかない！」
ドアの向こうから琉晴の声が聞こえた。
やっぱり、昨日のことかなり傷ついてる様子。
紫耀「···なぁ、琉晴、」
琉晴に話をしようとしたその時、チャイムがなった。
一旦、1階に降りて玄関に向かう。
ドアを開けると、ランドセルを背負った颯くんと百花ちゃんが立っていた。
紫耀「えっ、どうしたの？2人とも」
颯「りゅうせいくんのことむかえにきたの！りゅうせいくんといっしょにがっこういこうかなっておもって！」
紫耀「そうなの？遠かったでしょ？わざわざありがとね？」
この家と岸家の家はまぁまぁ距離あるから、同じ学校に通ってて同じクラスでも、琉晴と双子が一緒に学校に行くことはなかった。
わざわざ迎えに来てくれるなんて、颯くんも百花ちゃんもほんと優しい子。
紫耀「昨日、双子のパパから聞いたよ。琉晴のこと守ってくれたんだって？」
颯「だってゆるせないもん。あんなひどいこといってるの」
紫耀「そっか」
百花「ねぇねぇ、りゅうせいくんは〜？」
紫耀「それがね、学校行きたくないって言ってて、部屋から出てこないの。だからさ、双子が説得してくれる？」
百花「ももかたちにまかせて！」
紫耀「ふふ、ありがとう。じゃあお家の中入っといで」
双子を家に入れ、2階に案内した。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます！甘やかしパパですね！笑 (12月15日 20時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます廉くんパパ交換条件飲んでくれてよかった(笑) (12月15日 19時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！大好きな人は全部自分が独り占めしたい百花ちゃんの性格、可愛いですよね！ (12月14日 22時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました。百花ちゃん佐藤先生と居るからパパは興味ないのかな?と思ってたけど、お友達の様子よく見てましたね。パパも先生も独り占めしちゃうとこ百花ちゃんらしいです (12月14日 21時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (12月11日 19時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年11月17日 14時
