2 ページ18
岸side
百花の元に戻ってくると、もう既に百花も両手いっぱい服たちを持ってて。
岸「ちょっ、選びすぎ！家計が破綻するから！」
百花「だいじょうぶ！」
岸「大丈夫じゃないって！」
百花「おねがい！かわいくなりたいの！さとうせんせいにも、かわいいねっていってもらいたいの！だめ？」
ウルウルな目で俺の事見てきて····
百花「おねがい？」
両手を合わせて首を傾げながらお願いされたらダメって言えない···
岸「···わかった。だけどもう服を選ぶの終わりにしよう？マジで家計破綻するから」
多分、10着以上入ってて、これ以上はマジでやばい。
その時ちょうど、Aと颯が来た。
「お待たせ。結花と夢花の服も選んでたから遅くなっちゃった。百花、選び終えた？」
岸「まぁな。強制終了させた」
俺が両手に持ってるカゴを見ると、Aもそれを見て···
「···えっ、それ、全部百花の服？」
岸「おう。百花の服」
「2カゴ全部？」
岸「そう。全部、百花が自分で選んだ」
「さすがに選びすぎだって！こんなに買えないよ！減らそう？」
百花「だめなの！ももか、かわいくなりたいんだから！」
「にしても選びすぎだって···」
岸「まぁその分、俺仕事頑張るから。な？」
百花「パパ、おしごとがんばって！」
他人事だな···
岸「で、颯は何着選んだの？」
「5着。颯、何でもいいって言ってたから、全部私が勝手に選んじゃった」
岸「5着？もっと選んでも良かったのに」
「百花の感覚につられてるよ、パパ。去年着てた秋服もまだ着れるから、これくらいで十分なの」
岸「そっか。じゃあレジ行くか」
そして、レジでお会計。
金額は···もちろんヤバかった。
かわいい服達を沢山買えてルンルンな足取りでお店を出ていく百花。
その後ろで俺は両手いっぱいの袋を持ってた。
百花「またあしたもふくやさんいこうね！」
「もう行かないよ」
百花「な〜んで！」
『な〜んで』は、こっちのセリフだわ笑
まぁでも、娘の笑顔が見れてよかった。
fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
このみ(プロフ) - Rosoさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (9月20日 16時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
Roso - リクエストです まやちゃんが弟と喧嘩して弟が呼び捨てをしてしょうくんがおこる話読みたいです (9月20日 15時) (レス) @page46 id: 9eb30d2fc4 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！ほんとに小悪魔ですよね！笑 リクエストもありがとうございます！書いてみますね！インスタもありがとうございます！インスタの方でもよろしくお願いします！ (9月20日 14時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 逞くんと和花ちゃんが顔を合わせて体調不良だと勘違いし、お布団敷きだしたりお世話したがるお話がみてみたいです。年長さんぐらいでお願いします。インスタフォローしますね! (9月20日 13時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 読みました。百花ちゃん優太パパなら黙せると思って、とぼけて同じおもちゃ買わせたり、なかなか小悪魔ですよね笑。リクお願いします。優太パパの健康診断。前日ご飯は早めに食べて、お代わりせずアッサリした物を中心にご飯。いつもの食いっぷりではない優太パパを見た (9月20日 13時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：このみ | 作成日時：2023年9月10日 20時
