キンプリはパパ 32 (ページ50)

今日:17 hit、昨日:27 hit、合計:34,672 hit

2 ページ50

紫耀side

半分まで乾いた所で、お風呂に入ってた3人が戻ってきた。

華衣が先に入ってきて、稟桜を抱っこしたAがあとに続いた。

「あ、紫耀おかえり！」

華衣「パパおかえり〜！」

紫耀「ただいま。華衣も髪乾かすでしょ？座って待ってて？」

華衣「うん！」

紫耀「稟桜、離乳食食べた？キッチンのとこに離乳食あったけど」

「ううん、食べなかった。後で片付けようと思って置いたままにしといたの」

紫耀「そっか。あ、お弁当ありがとね。美味しかった」

「ほんと？よかった。またロケの日あったら作るね」

紫耀「うん。岸くんがずっと横で美味そうって言ってた笑」

「ふふ、そっか笑離乳食片付けるから稟桜お願い」

紫耀「うん、稟桜おいで」

Aは稟桜を床に下ろす。

ハイハイでお家の中を冒険する稟桜。

紫耀「稟桜ちゃ〜ん、あんまり遠くに行かないでね〜？」

よく動くし、夜泣きもあまりないしとてもいい子。

なんだけど、離乳食だけはとても手が掛かってて。

俺もAも手探り状態。

·

·

そして翌日。

今日は俺はオフで、子供たちは幼稚園や学校に行き、家には俺とAと稟桜だけ。

これから離乳食をあげるみたいだから、稟桜を抱っこしてキッチンで離乳食を用意してるAの元へ。

紫耀「稟桜ちゃん、ママが離乳食作ってくれてるよ。今日は何かな〜？」

「今日はねー、野菜スープだよ。あといちご」

紫耀「おっ、野菜スープだって。嬉しいね？稟桜ちゃん」

離乳食作ってるところを見せれば、食べる気が起きてくれるかなと思い、見せてみる。

だけど、稟桜は離乳食作ってるところを全く見ず、手に持ってるアンパンマンのおもちゃを噛み噛みしてる笑

「もうできるから、稟桜ちゃん椅子に座らせといて？」

紫耀「OK」

稟桜をダイニングテーブルの稟桜用の椅子に座らせた。