キンプリはパパ 32 (ページ40)

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嫉妬＊優太パパページ40

双子颯(はやて)＆百花(ももか)
孫胡桃(くるみ)2歳
諒(りょう)生後6ヶ月

百花side

諒「キャハッ！」

百花「ふふ、ご機嫌だね〜。どうしたの？楽しいの？」

生後6ヶ月になり、表情も豊かになって笑うことが増えてきた諒。

ほっぺをつんつんするとニコニコ笑ってくれたりして、みんな諒の笑顔に癒されている。

「ご機嫌だね、諒くん」

ママと一緒に、諒を眺める。

この日は、諒の6ヶ月検診で、その帰りに実家に寄ってた。

ママに手を伸ばす諒。

百花「ママに抱っこして欲しいんじゃない？手伸ばしてるよ」

「おいで、諒くん」

ママは諒を抱っこ。

百花「ふふ、嬉しそう！」

ばぁばに抱っこして貰えて、嬉しいのかさらに笑顔になってる。

一方、胡桃は、お歌を歌いながらお絵描き。

胡桃は不思議と、私やママが諒の相手ばっかしてもあまりヤキモチ妬かない。

マイペースに一人で遊んでる。

でも、パパと佐藤先生には違うようで···

夕方になり、パパが先に帰ってきた。

岸「おっ、諒くん！来てたのか！久しぶりだな〜！」

百花「久しぶりって言っても一昨日も会ったじゃん」

岸「いいんだって！そんな細かいことは！おいで、諒くん！」

おもちゃで遊んでた諒を抱っこするパパ。

岸「検診行ってきたんだって？よく頑張ったな〜、諒くん！」

そう褒めながら、諒を高い高いする。

じぃじのことが大好きな胡桃の反応を見ると、やっぱり寂しそうな顔をして。

胡桃「じぃじだめ〜！りょうくんばっかだっこしちゃだめ！」

そう怒りながら、パパのズボンを引っ張る。

岸「分かった分かった、次抱っこするから。じゃあ諒くん、ママのとこ行こっか？」

百花「諒、おいで」

パパから諒くんを受け取ろうとすると、諒はまだじぃじに抱っこして欲しいのか、泣き出す。

諒「ふえぇぇぇんっ！」

岸「ママ嫌なの？」

百花「何でよ〜、諒くん」

諒もじぃじの事が大好き。

改めて、パパが諒くんを抱っこすると、諒は泣き止んだ。

胡桃「じぃじ〜！」

さらに怒り出した胡桃。

パパの足をバンバン叩く。

岸「こら、胡桃ちゃ〜ん。じぃじの足叩かないよ？」

そう怒りながらも、顔は嬉しそう。