キンプリはパパ 32 (ページ20)

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紫耀side

俺らの後ろをほっぺを膨らませて歩く茉耶。

茉耶「んふふ！」

海人「めっちゃ楽しそうな笑い声聞こえる笑」

茉耶が真後ろを通る度に、俺らは後ろを手探りする。

廉「なかなか落とさんな〜」

神「茉耶ちゃ〜ん、ハンカチ落としていいからね〜！」

４周した茉耶。

いきなり、俺の真後ろで止まり、俺に後ろから抱きついた。

茉耶「パパ！ハンカチおとしたよ〜！」

紫耀「え？」

海人「ん？笑」

紫耀「茉耶、ハンカチ落として一周まわった？」

ス「茉耶ちゃん、ハンカチ落としてそのままパパに抱きついてる」

神「茉耶ちゃ〜ん！笑」

廉「茉耶ちゃん、パパにハンカチ落としたこと教えたらあかんよ！笑」

茉耶「だめなの〜？」

岸「茉耶ちゃん、ハンカチ落としたら1周回らなきゃ！」

神「岸くんが偉そうに教えない笑」

紫耀「でも俺ちょっとキュンとした笑後ろからハグされた時笑」

海人「分かる笑あれはキュンとするよね笑」

廉「じゃあさ、一回パパと一緒に鬼やってみる？」

紫耀「あ、そうしようよ、茉耶」

茉耶「やる！」

そして、俺と茉耶は手を繋いで、みんなの後ろを歩き回る。

紫耀「誰に落とす？」

茉耶「かいちゃん！」

俺は小さな声で聞いたのに、茉耶は堂々と大きな声で名前を言った笑

廉「聞こえてるで〜、茉耶ちゃん笑」

そして、海人の真後ろに行ったところで、茉耶は海人の後ろにハンカチを落とした。

きっと海人は自分のとこにハンカチ落ちてるって気づいてるけど、茉耶のために、気付かないふりをしてくれてる。

そのまま俺らは一周した。

紫耀「茉耶、海ちゃんにタッチして」

茉耶「た〜っち！」

茉耶は海人を後ろからハグ。

海人「えっ、俺に落ちてたの？全然気づかなかったよ〜、茉耶ちゃん！すごいじゃん！」

茉耶「へへっ、まやのかち！」

神「すご〜い、茉耶ちゃん！」

廉「じゃあ紫耀と茉耶ちゃんに1KPポイント！」

紫耀「おっ！茉耶にもKPポイントくれるって！」

茉耶「やった〜！」

廉「じゃあ次、海人が鬼。紫耀と茉耶ちゃんは座って」

紫耀「茉耶、パパの隣座ろう」

そしてその後も、茉耶は落とす側も落とされる側も体験し、楽しそうにメンバーと遊んでた。