キンプリはパパ 32 (ページ18)

今日:35 hit、昨日:27 hit、合計:34,690 hit

2 ページ18

紫耀side

神「茉耶ちゃん寝た？」

紫耀「寝ちゃった。今日、いつもより早く起きちゃったからね。朔久が具合悪くてグズグズで泣いてて、茉耶も目が覚めちゃったから」

廉「床に毛布敷いといたから寝かせてあげな？」

海人「枕もあるよ」

紫耀「サンキュ」

廉と海人が敷いてくれた毛布の上に茉耶を寝かせ、毛布をかけた。

岸「ヤバっ、寝顔可愛すぎ」

紫耀「親の俺でもそれは思う」

可愛い寝顔をメンバーと一緒に眺めてると、マネージャーさんが楽屋に入ってきた。

マネ「皆、撮影始まるよ」

紫耀「あ、はい。茉耶が寝ちゃったんですけど、茉耶のこと任せていいですか？」

マネ「うん、もちろん。茉耶ちゃんと一緒に楽屋で待ってるよ。みんな行っといで」

紫耀「すいません、お願いします。茉耶、行ってくるね」

寝てる茉耶に声をかけ、マネージャーさんに茉耶を託し、メンバーと一緒にスタジオに向かった。

今回は、FC動画の撮影。

ハンカチ落としのゲームをやる予定で、撮影が始まる前にスタッフさんからゲームの内容の説明を受け、早速撮影が始まってゲームがスタートした。

なんだけど···

神「だから違うって、岸くん！笑」

廉「ほんまええ加減にして！」

海人「いつも岸くんで止まってるんだけど！」

岸「ほんとごめん！！」

いつも岸くんのミスでゲームが止まり、なかなかスムーズに行かない。

俺も人のこと言えないんだけど、でもほんと岸くんはヤバすぎ笑

もう1回、スタッフさんから説明を受けてると、スタジオのドアが開いた。

途端に聞こえる泣き声。

紫耀「あれ？茉耶？」

入ってきたのはマネージャーさんで、マネージャーさんに抱っこされてる茉耶は、大泣き状態だった。

紫耀「どうしたどうした、茉耶。おいで」

マネージャーさんがこっちに向かってきて、俺は茉耶を受け取る。

茉耶「うわあぁぁぁんっ！」

紫耀「よしよし、どうした？」

マネ「途中で起きちゃって。パパに会いたいって泣き出しちゃった」

紫耀「パパいなくなってビックリしちゃったね？ごめんごめん」

茉耶「ｸﾞｽｯ···こわかったぁ！」

紫耀「怖かったよね、ごめんね？」

俺は落ち着くまで背中をトントン。

その間、岸くんはスタッフさんからわかりやすく説明をしてもらってた笑