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岸side
結花の泣き声で目が覚めた。
岸「ん、、結花、、？」
起き上がると、結花はリビングのドアのとこで泣いてた。
壁の時計を見ると、23時だった。
岸「どうした、結花」
結花「うわぁぁぁんっ！」
岸「よしよし、どうしたどうした？」
結花の方に行き、結花の背中を撫でる。
結花「ｸﾞｽｯ···ママがいなぁい！」
岸「ママ？」
結花「ｸﾞｽｯ···おねんねのおへやにもおトイレにもいなぁい！」
岸「···え？」
俺は立ち上がり、家の中を探す。
さっきまで酔ってたけど、寝たから少し酔いが覚めた。
部屋を一つ一つ確かめ、洗面所もトイレもベランダも見た。
でもいなくて。
まさかと思って玄関を見ると、Aがいつも履いている靴が無くなっていた。
岸「···嘘だろ、」
やっと焦りが出て、駆け足でリビングに戻り、バッグからスマホを取りだして電話をかけようとしたら、紫耀から着信が6件あった。
何で紫耀からこんなに？
メールも届いてて、『気づいたらすぐ電話して』と文が来てた。
すぐ、紫耀に電話をかけた。
紫耀はすぐ電話に出てくれた。
紫耀『もしもし？やっと気づいてくれた』
岸「Aがいねぇんだけどなんか知ってる！？」
紫耀『そのAちゃん、俺の家にいるから』
岸「え、なんで！？」
紫耀『お腹がすいてコンビニに寄ったらAちゃんがいてさ。泣いてたみたいで目が腫れてたからさ、どうしたのか聞いたら、家出したって言うから』
岸「家出！？なんで！？」
紫耀『岸くん、Aちゃんの誕生日ほったらかして遅くまで打ち上げ行ったんだって？それがAちゃん、悲しかったらしいよ』
岸「···あっ、」
もちろん思い当たる節はあった。
紫耀『Aちゃん、ちょっと今、前駆陣痛が来てるから動けないけど、落ち着いたら結花ちゃんもいるから帰るって言うから、送ってく』
岸「いや、迎えいくよ」
紫耀『結花ちゃんもいるし、お酒入ってるでしょ？』
岸「あ、そうだ···」
紫耀『ちゃんと送ってくから。それまで結花ちゃんの事見てあげて』
岸「わかった」
電話を切った。
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このみ(プロフ) - まるさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (8月31日 19時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - ショックすぎてパニックになっちゃうみたいなお話お願いしたいです！ (8月31日 18時) (レス) id: 77f887ecca (このIDを非表示/違反報告)
まる - リクお願いします!茉耶ちゃん高校2年生で告白されて彼氏ができる。パパママには言いにくくて朔久くんだけには伝えて相談相手になってくれる朔久くん。ある日茉耶ちゃんの彼氏の誕生日でプレゼント何が良いかリビングで朔久くんと話してるところにパパが帰ってきて (8月31日 18時) (レス) id: 77f887ecca (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» こちらこそありがとうございました！またリク待ってます！ (8月30日 19時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございますまだ何か思い付いたらリクさせていただきます (8月30日 19時) (レス) @page42 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年8月20日 10時
