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紫耀side
そして夕方。
学校が終わる時間より少し早めに学校に向かい、門のところで茉耶が来るのを待つ。
放課後を知らせるチャイムがなってしばらくして、子供たちが続々と出てきて、その中に茉耶もいた。
門のところにいる俺を見つけると、茉耶は走って俺の元に来た。
紫耀「おかえり、茉耶」
茉耶「ただいま！」
紫耀「帰ろっか」
茉耶「うん！」
朝は元気なくてずっと心配してたけど、今は笑ってるから安心した。
手を繋ぎ、お家への道のりを歩く。
紫耀「朝は大丈夫だった？」
茉耶「あさ？」
紫耀「朝、元気なかったじゃん。どうしたのかな？って心配してたんだよ？」
茉耶「うん···」
そう言うと、また俯いて。
紫耀「どうしたの？なんかあるんなら言ってもいいんだよ？」
茉耶「···パパがかえちゃんにかわいいかわいいいっててちょっとさみしかった」
そうポツリと呟いた。
紫耀「寂しかった？」
茉耶「かえちゃんいいなっておもっちゃった···」
紫耀「···そっか。ごめんね？茉耶」
茉耶「パパ、まやのことすき···？」
紫耀「好きだよ？華衣が産まれても、茉耶への好きって思いは一切変わってない。茉耶のことも大好き」
茉耶「···よかった」
紫耀「寂しい思いさせちゃってごめんね？」
茉耶「うん···」
茉耶が寂しいって思ってたことに気づかなかった。
知らないうちに色々我慢させちゃった。
紫耀「じゃあ茉耶、お家帰る前に公園寄ろう？公園でパパと遊んで、そのあとお家帰ろっか。公園で遊ぶ？」
茉耶「あそびたい」
紫耀「うん、じゃあ遊ぼう」
この後は、茉耶と二人で公園に寄って沢山遊んだ。
茉耶と久しぶりに二人きりで遊んだから、茉耶も楽しかったと言ってくれて。
そういう環境をもっと作ってあげないと思った。
fin
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このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！頼もしいお兄ちゃんでしたよね！ (6月19日 14時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 更新ありがとうございました。颯くんお兄ちゃんだからって、自分も怖かったのによく頑張ってましたね!でも、優太パパには強がらず素直に甘える姿が、とても可愛いかったです。 (6月19日 13時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！懐かしいですよね！華衣ちゃんの歯抜けさん、何だか可愛いだろうなと想像つきますね！笑 (6月18日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました!リクありがとうございます!歯抜ける前と後はソワソワして落ち着かないの懐かしくなりました（笑）華衣ちゃんみんなに笑われてちょっと可哀想だったけど絶対可愛かったですね! (6月18日 19時) (レス) id: 77f887ecca (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (6月17日 23時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年6月3日 19時
