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紫耀side
しばらくしてラーメンが出来上がって、それを華衣と分け合って食べる。
お子様用のお椀にラーメンをよそい、フーフーして冷ます。
華衣「うわあぁぁぁんっ！」
お腹がすいて耐えきれないのか、仰け反って泣き出した華衣。
紫耀「待って待って、冷ましてるから」
急いでフーフーして冷まし、華衣の口元へ。
紫耀「あーん」
華衣は泣き止んでぱくっと食べた。
紫耀「おいしい？」
そう聞くと、もう1回のように俺の手を叩く華衣。
紫耀「あげるから待って笑」
多分、3人の中で1番食いしん坊な華衣。
離乳食の時もよく食べてくれて、今のとこ食事に関して困ってることは無い。
紫耀「パパもお腹すいたから食べていい？」
華衣「めぇ〜！」
ラーメンをすすろうとしたら、華衣に止められた。
紫耀「ダメ？」
華衣「めっ！」
紫耀「全部華衣が食べるの？」
そう聞くと、口を開けて華衣は待つ。
紫耀「しょうがないな〜笑」
結局、ほとんど華衣が食べ、俺はほぼラーメンの具しか食べれなかった笑
紫耀「片付けてくるから待ってて」
華衣「んうぅぅ！めぇ！」
紫耀「一緒に行きたいの？」
そう聞くと腕を伸ばしてくるから、華衣を抱き上げて、片方で華衣を抱っこしてもう片方でお皿が乗ったトレーを持った。
返却口に向かい、返した。
紫耀「ご馳走様でした。ありがとうございました」
返却口の付近で洗い物をしてた若い大学生くらいの男性に声をかけた。
男性「ありがとうございました！」
元気がよくて、顔もイケメンな男性の方。
いい店員さんだなと思ってると、華衣が店員さんに向かって手を振った。
店員さんも気づいて、手を振り返す。
俺はもう一度お礼を言い、テーブルに戻った。
華衣を降ろし、帰る準備。
その間も華衣はずっとさっきの店員さんに向かって手を振ってて。
振り返ると、店員さんも返却口の間から顔を覗かせて笑顔で手を振り返していた。
親としてはもちろん嫉妬してしまい、視界を遮るようにさり気なく華衣の前に立ち、帰るよと華衣の手を繋いだ。
フードコート出るあいだも歩きながら振り返って手を振る華衣。
1歳でもう恋をしてしまったよう。
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このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！頼もしいお兄ちゃんでしたよね！ (6月19日 14時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 更新ありがとうございました。颯くんお兄ちゃんだからって、自分も怖かったのによく頑張ってましたね!でも、優太パパには強がらず素直に甘える姿が、とても可愛いかったです。 (6月19日 13時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - まるさん» 読んでくれてありがとうございます！懐かしいですよね！華衣ちゃんの歯抜けさん、何だか可愛いだろうなと想像つきますね！笑 (6月18日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 読みました!リクありがとうございます!歯抜ける前と後はソワソワして落ち着かないの懐かしくなりました（笑）華衣ちゃんみんなに笑われてちょっと可哀想だったけど絶対可愛かったですね! (6月18日 19時) (レス) id: 77f887ecca (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (6月17日 23時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年6月3日 19時
