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廉side
廉「叶愛、おいで。ギューしよっか」
まだ泣いてる叶愛をまず落ち着かせようと、叶愛を膝の上に乗せて抱きしめた。
背中を摩ったりトントンするうちに落ち着いてきて。
廉「お話できそう？」
叶愛「できる···」
廉「うん、ちょっとお話しよっか。お店に行く時に転んじゃったん？」
叶愛「ちがう···かえってるときに···」
廉「お店から帰ってくる時？ってことは、お店には行けたん？」
叶愛「うん···」
ってことは、買ってきたのかなと思ったけど、お財布以外の荷物はなくて。
廉「買えずに帰ってきたん？」
叶愛「きけなかったの···」
廉「何が？」
叶愛「どこにありますか？って···」
廉「恥ずかしくて店員さんに商品の場所聞けなかったん？」
叶愛「うん···」
廉「そっか。聞こうと頑張ってたけど恥ずかしくて聞けなかったんか」
叶愛「ごめんなさい···」
廉「何も謝ることないよ？パパ、怒ってへんよ。聞くの恥ずかしいって思うのはみんなそう」
大丈夫と励ますように、叶愛の頭を撫でる。
廉「でも、分かんない時は聞くのが1番。商品の場所聞かれて迷惑って思う店員さんいないから。まずは、こんにちはって声掛けてみて？そしたら、どうしたの？って聞いてくれるはずやから。できそう？」
叶愛「こんにちはいう···」
廉「うん。パパ応援しとるから。膝、大丈夫？まだ痛い？」
叶愛「だいじょうぶ···」
廉「ゆっくりでいいからな？焦らんでいいから。また転んじゃうからな」
自ら俺の膝から降りた叶愛。
そして、玄関に自分で玄関に向かった。
俺もついて行き、また家の前で叶愛を見送った。
先を歩いていく叶愛の後ろ姿を見つめる。
若干、怪我してる右足の方は引きずってて。
でも立ち止まらずに、振り返らずに自分のペースで歩いてる。
頑張れ、叶愛。
叶愛の後ろ姿にエールを送った。
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このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2023年3月16日 16時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 囲まれ幸せそうで、素直に喜んでくれる可愛いらしい姿に、まぁいいっか!(痛い出費)って癒されてしまう優太パパとママを見てみたいです。また続編すいません。 (2023年3月16日 16時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - リクお願いします。プリキュアショップに行った日、逞くんは逞くんでママに仮面ライダーの寝具と変身ベルトをおねだりで買ってもらい、上機嫌な双子ちゃん。その日は洗濯物畳んでくれたり、ご飯食べる準備してくれたりと、とてもいい子ちゃんな2人。寝る時もグッズに (2023年3月16日 16時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 廉くん大好き。さん» 読んでくれてありがとうございます！優しいですよね！ (2023年3月16日 16時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - りーさん» 読んでくれてありがとうございます！この温度差は最高ですよね！笑 パパもプリキュア好きなんだなって和花ちゃんも思ってるだろうから、まだまだ大変そうです！笑 (2023年3月16日 16時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2023年3月7日 17時
