キンプリはパパ 15 (ページ11)

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颯side

そして、最近ブランコに乗れるようになった双子と一緒に、4人で並んでブランコに乗って揺れる。

百花の提案で、しりとりもしながら。

だけど双子はしりとりのルールを知らないから、適当に言葉言ってグダクダだったけど、それも楽しくて面白かった。

ブランコにただただ揺られてると、ママからメールが。

颯「お昼ご飯できるから帰っておいでだって。帰ろっか」

百花「もうお昼か。結構遊んだね」

逞「おなかすいた〜」

颯「俺も。帰ろっか」

4人でお家に帰った。

そしてお昼ご飯を食べ、夕方に俺は実家を出て家に帰る。

岸「元気でな。ちゃんと俺のメールにも返信しろよ？電話も」

颯「うん。わかった」

百花「私のもね！」

颯「わかった」

「何かあったらいつでも連絡してきてね」

颯「うん」

そして逞と和花は、俺と別れたくないのか、俺に抱きついて泣いてる。

和花「ｸﾞｽｯ···バイバイしたくない···」

颯「またすぐ遊びに来れるようにするから。ね？」

和花「ほんとに···？」

颯「うん。また沢山遊ぼう」

和花「ｸﾞｽｯ···またあそぶ···」

2人の頭を撫でた。

そして、みんなに手を振り、実家を後にした。

ちょっと寂しかった。

だから、必ずまた遊びに来ようと決めた。

そして、柚希の実家へ寄って柚希と穂乃花を迎えに。

穂乃花「パパ〜！」

颯「久しぶり、穂乃花。どうだった？楽しかった？」

穂乃花「たのしかった！」

柚希「動物園連れてって貰えたもんね」

颯「紫耀くんに？」

柚希「うん。穂乃花、歩けるのにさ、パパがずっと抱っこして歩かせなくて笑歩くの大変だからって笑」

颯「紫耀くんらしい笑」

紫耀「おい、聞こえてるよ〜笑」

柚希の後ろに紫耀くんがいた。笑

颯「あっ、穂乃花のこと、ありがとうございました」

紫耀「ううん。また遊びに来て。俺も会いに行くし」

颯「はい」

今まで仕事が忙しくてなかなかお互いの家族に穂乃花を会わせる事出来なかったけど、やっぱり孫に会いたいよなとちょっと反省。

これからは定期的にお互いの実家に顔出そう。

fin