キンプリはパパ 15 (ページ2)

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紫耀side

30分ほど見学させてもらい、先生の方からパンフレットや入校の仕方の説明を受け、帰ることに。

紫耀「どうだった？朔久」

駐車場に向かう途中、朔久に聞いてみた。

朔久「ダンスやりたい！みんなでね、おどりたい！」

朔久はニコニコな笑顔で答えた。

紫耀「ダンス、覚えるの意外と大変だよ？それでも出来そう？」

朔久「うん！おうちでもたくさんれんしゅうする！」

紫耀「ちゃんとサボらずに通えますか？」

朔久「かよえます！」

紫耀「じゃあママにも入りたいって言って、ダンス教室通ってみよっか」

朔久「うん！」

そして、お家に帰り、Aにもダンス教室通いたいと言った朔久。

「ダンス、興味持った？」

朔久「うん！パパみたいにね、かっこいいダンスおどりたい！」

「結構ハードル高そうだよー？笑大丈夫？」

朔久「だいじょうぶ！がんばる！」

「じゃあママも応援するね！ダンス教室に入る手続きしよっか！」

朔久「やった〜！」

紫耀「よかったな、朔久」

朔久に興味持つものがひとつでも出来て嬉しい。

そして早速手続きをして、2週間後、朔久は教室へ通い始めた。

初日は、まず基本的なダンスから。

ターンだったり、ステップだったり。

簡単なダンスから、少しずつゆっくり始めていく。

先生「じゃあ朔久くん。ターンしてみて。せーの」

朔久は綺麗にターン。

先生はそれを見てびっくり。

先生「すごいね、朔久くん！全くよろけてないじゃん！綺麗にターンできたね！」

朔久「パパ！ママ！できた！」

後ろで見学してる俺らに報告してくれ、俺はグーサイン、Aは拍手。

先生「じゃあ、次は先生が踊るから、その後に真似して同じように踊ってみて？」

朔久「わかった！」

先生がこれまで教えたステップを混じえた簡単な踊りを朔久に見せた。

先生「ここまで。じゃあ朔久くん踊ってみて？」

朔久は先生が踊ってたダンスをそっくりそのまま踊った。

先生「すごい！完璧！」

先生と朔久くんはハイタッチ。