双子の絆 ＊優太パパ ページ24
※この章の【我慢 ※優太パパ】の続編です。
双子 颯(はやて)＆百花(ももか)中学1年生
颯side
あれから、百花の体調はよくなったけど、代わりに精神的に不安定になった。
時々寂しそうな顔をして、リビングに飾ってある家族写真を眺めたり。
元々寂しがり屋な性格の百花。
ママとパパが忙しくて甘えたいのに甘えられないのが、辛いんだと思う。
ある日の夜。
また前みたいに倒られたら困るから、先にももかを寝かせ、僕は洗い物。
洗い物を終え、リビングの電気を消して2階へ行った。
百花のことが心配で、自分の部屋に行く前に百花の部屋を覗いた。
ドアを開け、ちらっと様子を見る。
すると、百花が泣いてた。
そのまま放っておくことは出来なくて、部屋に入る。
颯「百花？」
百花「ｸﾞｽｯ····」
百花の傍に行く。
颯「百花」
体をとんとんしながら声をかける。
でも、寝てはいるみたいで、返事はない。
寝ながら泣いてる感じ？
ベッドの脇に座り、百花の寝顔を見つめる。
時々、こぼれる涙を指で拭ってあげながら。
普段、喧嘩や言い合いばっかりしてるけど、本当は大事な妹。
だから、今もすごく心配。
颯「大丈夫だよ、百花」
そばについてあげたいと思い、百花に寄り添う。
そして自分も眠くなり、そのままベッドに腕を置いてその上に頭を乗せて寝た。
·
·
Aside
夜11時。
仕事が終わり、帰宅。
「ただいま」
リビングの電気をつける。
リビングには誰もおらず、双子はもう寝たのかな？と様子を見るために２階へ行った。
まず、颯の部屋のドアを静かに開ける。
「あれ、颯？」
部屋に颯の姿がなかった。
とりあえず部屋を出て、次は百花の部屋。
百花の部屋のドアを開け、中を覗く。
すると、ベッドで眠ってる百花の隣に、座ってベッドの上に頭を乗せて寝ている颯の姿があった。
颯の傍に行く。
「颯。風邪引くよ」
何度起こしても起きない颯。
仕方なく、百花の部屋にあったブランケットを颯の背中にかけた。
何でこんな状況になってるのかは分からないけど、仲良いなと親として微笑ましく思う。
静かに部屋から出て、扉をゆっくり閉めた。
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このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年10月3日 21時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 危ないとわかり、言う事を聞くようになる塁斗くんと頼斗くんを見てみたいです。 (2022年10月3日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - あまり響かず、調子に乗るとまた同じ事を繰り返してしまって、しつけに悩む結花ちゃんとゆうくん。ある日、ベランダから落ちそうになり、思わず手を挙げてしまったゆうくん。2人は優太じぃじのとこに泣きながら走っていく。じぃじからも危ないと注意されるけど、流石に (2022年10月3日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - リクお願いします。結花ちゃん家の塁斗くんと頼斗くんは二人揃うとめちゃくちゃ、やんちゃな5歳児。壁に落書きしたり、駄目だと言ってるのに勝手に鍵を空けてベランダに出たり。強く怒りすぎるのも、、と思い目を見て駄目と教える結花ママや、ゆうパパ。でも2人には (2022年10月3日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年10月3日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2022年9月28日 12時
