3 ページ22
岸side
夢花「え、なになに？」
「まだね、結花もお腹にいなかったときのパパのお誕生日にね、2人でデートしようっで待ち合わせしてたの。パパの誕生日、パパに綺麗って思われたくて、ちょっと背中が露出してるワンピースを着て、カフェの前でパパが来るのを待ってたの。そしたらね、チャラい男の人に話しかけられて、逃げようとしたら腕掴まれて、背中の露出してる部分を触られたの。ヤバいって思った時、パパが助けてくれたの。『Aに触るな！』って」
夢花「え、パパかっこいい！」
「でしょ？でね、パパ、その人を押し倒して、私を抱きしめてくれたの。その人、地面に倒れた時に唇切れちゃって血が出てたんだけど」
岸「自業自得だよな。そいつ」
颯「ママ、しらないおとこのひとにせなかさわられちゃったの？」
「え？あ、うん」
颯「なんで！？だめでしょ！？しらないひとにせなかさわられちゃ！」
百花「そうだよ！おとこはね、こっわーいんだから！」
颯「パパがいなかったらあぶなかったんだよ！？わかってる！？」
「あ、ごめん」
岸「5歳児に怒られてんじゃん笑」
「めっちゃ怒られた笑」
颯「わらってるばあいじゃないの！」
「はい、ごめんなさい」
颯「もうだめだよ？わかった？」
「わかりました笑」
結花「ママのこと大事だもんね、颯」
颯「ママははやてものだもん」
結花「でもすごいね、パパ。ママを助けたんだね。相手の唇が切れるほどに」
岸「かっこいいだろ？俺」
結花「ううん、全然」
岸「おい！そこはカッコイイでいいだろ！」
結花「だって大事な人を助けるのは当たり前だもん」
岸「まぁそうだけどさ！」
「でもほんとかっこよかった。改めて好きになったもん、パパのこと」
岸「マジ？」
「うん」
まぁあれはほんと、自然と足が動いたって感じ。
気づいたら相手の男の人を突き飛ばしてた。
でも、やってしまった、なんて怖さは全くなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
このみ(プロフ) - りーさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年10月3日 21時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 危ないとわかり、言う事を聞くようになる塁斗くんと頼斗くんを見てみたいです。 (2022年10月3日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - あまり響かず、調子に乗るとまた同じ事を繰り返してしまって、しつけに悩む結花ちゃんとゆうくん。ある日、ベランダから落ちそうになり、思わず手を挙げてしまったゆうくん。2人は優太じぃじのとこに泣きながら走っていく。じぃじからも危ないと注意されるけど、流石に (2022年10月3日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - リクお願いします。結花ちゃん家の塁斗くんと頼斗くんは二人揃うとめちゃくちゃ、やんちゃな5歳児。壁に落書きしたり、駄目だと言ってるのに勝手に鍵を空けてベランダに出たり。強く怒りすぎるのも、、と思い目を見て駄目と教える結花ママや、ゆうパパ。でも2人には (2022年10月3日 20時) (レス) id: 49334b775f (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» リクエストありがとうございます！書いてみますね！ (2022年10月3日 20時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：このみ | 作成日時：2022年9月28日 12時
