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岸side
そしてついに迎えた、2月2日。
結花は1時間前に保育園に行き、一旦帰ってきて10時になったところで俺も保育園に行く準備。
岸「ふぅ、そろそろ行くか」
「緊張し過ぎじゃない？笑」
岸「緊張するだろ！パパと娘の絆にかかってるんだぞ、今日は！」
「わかったわかった笑」
岸「場合によっちゃ、今日、結花と一緒にお風呂入れなくなるかもしれない。いや、もうこの先ずっと。そうなったらA、結花の事よろしく」
「そんな大袈裟な笑」
何でそんな笑ってられる余裕があるのよ。
もう俺、今日という日が怖くて夜、全然寝れなかったんだから。
岸「じゃあ行ってくるな」
「うん、行ってらっしゃい！鬼頑張って！」
楽しそうに手を振るAに向かって俺も手を振り、家を出た。
そして保育園に着き、結花にバレないよう、慎重に会議室に向かうと、園長先生がいた。
園長「あ、結花ちゃんパパ！この度は本当にありがとうございます！」
岸「あ、いえ」
ふと机を見ると、そこには鬼の衣装と鬼のお面と鬼の金棒が置いてあった。
岸「···もしかしてこれ、俺が着るんですか？」
園長「はい。これを着ていただいて、結花ちゃんの教室に行って行うっていう感じです」
岸「なるほど···」
園長「では早速着替えていただけますか？」
岸「あ、はい」
着替えて、赤鬼に変身し、鏡の前に立つ。
赤い鬼のお面を被ってるから、完全に俺の顔は見えない。
岸「うわー、めっちゃリアルっすね」
園長「サイズ、ぴったりそうですね！よかったです！」
そこじゃないんだよ、園長先生。
岸「いつもこんなリアルな鬼になるんすか？」
園長「毎年こんな感じなんです」
岸「そうなんすね」
これ、子供たち大丈夫か？
園長「じゃあ岸さん、そろそろ行きましょうか」
岸「はい」
不安を抱えながら、金棒を持ち、結花のクラスに向かった。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます (2月4日 15時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます 言葉遣いは難しいですよね (2月4日 14時) (レス) @page48 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！上の子達も気遣いができて優しいですよね！ (2月4日 11時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪(プロフ) - いつもありがとうございます！今回はなかなかヘビーなお話をお願いしたのに、要望にすべて応えてくださり、ありがとうございます！！上の子2人も弟妹の面倒を見ながらパパとママを気遣い、思いやりのある子たちだなと思いました。 (2月4日 9時) (レス) @page46 id: 2a201cd7c8 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - せなさん» こちらこそありがとうございました！ (2月2日 18時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2024年1月10日 20時
