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岸side
「どうしたの？」
岸「今週の金曜さ、オフって言ったけど、仕事入った」
「仕事って？」
岸「鬼の仕事」
「···え？」
Aに事情を説明すると、Aはなぜか笑ってた。
「なるほどね！笑 いいじゃん、鬼役！笑 なんか似合いそう！笑」
岸「笑い事じゃないんだよ、A。もう俺のパパ人生が懸かってるんだよ」
「パパ人生って？」
岸「俺が鬼になって結花を脅して、これで俺が結花に嫌われたらやばいだろ？」
「あぁ、たしかに笑 確か、昨年の節分の時、園長先生の鬼の姿見て、めっちゃ泣いたみたいだし」
岸「だろ？俺、結花に嫌われたらマジ生きていけねぇよ」
「ふふ笑 もうショック受けてるじゃん、早いよ笑」
岸「想像するだけで辛いもん」
「ふふ笑 でも大役だから頑張んないと」
岸「おう。あっ、このこと、結花には内緒な？」
「うん、わかった」
その時、リビングのドアが開き、泣いてる夢花がAのとこに走っていった。
「どうしたの〜？夢花〜」
夢花「うわあぁぁぁんっ！ねぇね〜っ！」
「ねぇね？」
岸「あっ、結花笑」
ねぇねがどうしたんだ？と、ちょうどリビングのドアのとこにいた結花を振り向くと、鬼のお面を被ってた。
結花「ゆめかちゃんにね、これすごいでしょ〜ってみせたらないちゃった」
「夢花、怖いって〜。外してあげて？」
結花「はぁい」
「ほら、みて、夢花。優しいねぇねのお顔に戻ったよ？」
泣き止んで結花の顔を見た夢花。
すると、夢花は結花に手を伸ばし、結花は夢花を抱っこ。
「気をつけてね？抱っこ」
結花「うん！ゆめかちゃんごめんね？」
妹のお顔に自分の顔をスリスリする結花。
やっぱりこんな可愛くて優しい結花を脅すのは辛くて胸をさすってると、Aに肩をパンチされた。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます (2月4日 15時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます 言葉遣いは難しいですよね (2月4日 14時) (レス) @page48 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！上の子達も気遣いができて優しいですよね！ (2月4日 11時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪(プロフ) - いつもありがとうございます！今回はなかなかヘビーなお話をお願いしたのに、要望にすべて応えてくださり、ありがとうございます！！上の子2人も弟妹の面倒を見ながらパパとママを気遣い、思いやりのある子たちだなと思いました。 (2月4日 9時) (レス) @page46 id: 2a201cd7c8 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - せなさん» こちらこそありがとうございました！ (2月2日 18時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2024年1月10日 20時
