出産 2 ＊紫耀パパ ページ30
※この章の【出産 ＊紫耀パパ】の裏話です。
海人side
メンバーと焼肉を食べに行き、お酒を飲んだ俺は酔ってお店で寝ちゃったそう。
で、次に目が覚めたのはほぼ朝だった。
部屋の周りを見渡して、『ここ、紫耀のお家なんだ』と分かって、リビングに行った。
だけど、紫耀の姿が見当たらなくて。
海人「紫耀、どこ？Aちゃんもいないじゃん」
家中を探し、リビングのカーテンを明け、すぐ目の前にある駐車場を見ると、紫耀の車がなかった。
ほんとにどこ行ったんだ？
心配になって、電話をかけようとスマホを見ると、紫耀から数時間前にメールが来てた。
そこには、『一応、家出る前に海人に言ってったけど、A、陣痛が来て今、病院にいるから。適当に朝ごはん食べて過ごしてて』と書いてあった。
海人「えっ、陣痛！？」
そう言えば、紫耀に起こされた記憶が···。
『Aに陣痛きた』と言われ、飛び起きた記憶があった。
海人「えっ、マジか···えっ、どうしよう···」
俺が焦っても仕方ないのに、なぜか1人でテンパってる俺。
落ち着かなくて、家中をウロウロ。
座ってはまた歩き、また座っても再び歩き。
紫耀に電話しよっかな？
でも、まだAちゃんが出産中だったら立ち会ってる紫耀も電話出来る余裕ないだろう。
どうしようどうしようと焦っていたその時、玄関のドアが開く音が聞こえた。
駆け寄ると、紫耀がいて。
海人「紫耀！！」
紫耀「おぉ、びっくりした〜。起きたの？」
海人「Aちゃんは！？」
紫耀「産まれたよ、赤ちゃん。2時間前に」
海人「ほんと！？よかった〜」
俺は安心して、思わず紫耀に抱きついた。
海人「ｸﾞｽｯ···ほんとによかったっ···」
俺もずっと、赤ちゃんの誕生を待ち望んでた。
多分、この夫婦の次に。
だからほんと安心したし嬉しくて、思わず泣いてしまった。
紫耀「海人が泣いてどうすんだよ笑」
紫耀は呆れ笑いしながらも、俺の背中に腕を回してトントンしてくれて。
海人「ｸﾞｽｯ···ほんとおめでとう、紫耀」
紫耀「泣きすぎたから笑 まぁありがとな」
紫耀なら絶対いいパパになれる。
おめでとう、紫耀、Aちゃん。
fin
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます (2月4日 15時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます 言葉遣いは難しいですよね (2月4日 14時) (レス) @page48 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！上の子達も気遣いができて優しいですよね！ (2月4日 11時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪(プロフ) - いつもありがとうございます！今回はなかなかヘビーなお話をお願いしたのに、要望にすべて応えてくださり、ありがとうございます！！上の子2人も弟妹の面倒を見ながらパパとママを気遣い、思いやりのある子たちだなと思いました。 (2月4日 9時) (レス) @page46 id: 2a201cd7c8 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - せなさん» こちらこそありがとうございました！ (2月2日 18時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2024年1月10日 20時
