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紫耀side
そしてしばらくして、Aの髪を乾かし終え、自分の髪も乾かして、ドライヤーを洗面所に戻した。
紫耀「Aー。もう寝よう」
そう声かけるけど、仕事に夢中になってるAにはもちろん届かない。
この子は何かに夢中になるとほんと、周りの声が聞こえなくなる。
Aのそばにいき、しゃがんで顔を覗き込む。
紫耀「A。もう仕事おしまい。もう10時過ぎてるから寝ないと。明日も仕事でしょ？」
「んー、でもあとちょっとだけ。もう少しで終わるから。紫耀、先に寝てていいよ」
紫耀「A。怒るよ、そろそろ俺も」
ちょっとキツく言うと、やっとAは素直に聞いてくれて、パソコンを閉じて片付けをした。
紫耀「寝室行こう」
「うん」
リビングの電気を消し、2階の寝室に行った。
そしてベッドに入り、おやすみと言い合って、眠りについた。
·
·
深夜2時。
目が覚めて、寝返りした時にふと隣を見ると、Aがいなかった。
紫耀「···A？」
バッと起き上がり、Aを探すため、寝室を出た。
そして、2階を全部探し、それでもいなかったため、1回に降りると、消したはずのリビングの電気が点いてた。
ドアを開けると、Aがリビングの机に突っ伏して寝てて。
その前には、パソコンがあって、周りには色々資料が。
···まさか、徹夜して仕事しようとしてたの？
紫耀「はぁ···」
どうして、ここまで頑張ろうとするのか。
お腹に赤ちゃんがいるのにどうして？
俺は、怒りが出てきた。
Aのそばに行ってしゃがみ、Aの肩を叩く。
紫耀「A、起きて。ここで寝ちゃダメだよ。ベッド行こう」
何度も肩を叩きながら声をかけるけど、なかなか起きない。
紫耀「ごめんね、抱き上げるよ」
Aの上体を起こし、Aの腕を自分の肩に乗せ、お姫様抱っこした。
そして、階段を上がってると、Aが起きた。
「んっ、、紫耀、、？」
Aは俺の顔を見上げた。
俺はAを見たけどすぐ、前を向いて階段を上った。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます (2月4日 15時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます 言葉遣いは難しいですよね (2月4日 14時) (レス) @page48 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！上の子達も気遣いができて優しいですよね！ (2月4日 11時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪(プロフ) - いつもありがとうございます！今回はなかなかヘビーなお話をお願いしたのに、要望にすべて応えてくださり、ありがとうございます！！上の子2人も弟妹の面倒を見ながらパパとママを気遣い、思いやりのある子たちだなと思いました。 (2月4日 9時) (レス) @page46 id: 2a201cd7c8 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - せなさん» こちらこそありがとうございました！ (2月2日 18時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2024年1月10日 20時
