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廉side
夜はお義母さん手作りのすき焼きを食べ、俺とAは先にAの部屋に入り、ベッドに横になった。
廉「あー、お腹苦しい。めっちゃ食ったわ」
「めっちゃご飯おかわりしてたよね笑」
廉「めっちゃ美味かった。白米が止まらんかった」
「廉がたくさんご飯食べるだろうなって思って、お母さん、ご飯多めに炊いてたもん。『廉くん、お代わりたくさんしてくれるから嬉しい』って言ってたよ」
廉「最高やった」
「ふふ笑」
その時、Aが顔を歪ませ、お腹をさすった。
廉「どうしたん？痛い？」
起き上がってAの顔を見ながら聞く。
「ちょっとお腹張って···」
優しくお腹に手を当てると、お腹が硬かった。
廉「大丈夫なん？お義母さん呼んでくる？」
「ううん、大丈夫···多分、前駆陣痛」
Aから前に聞いた。
夜中になると、お腹が張って痛くなるって。
廉「お腹、あまり触らん方がいい？」
そう聞くと、Aは頷いたから、俺はお腹から手を離して代わりに頭を撫でた。
落ち着くまで俺はAの頭を撫で続け···
いつの間にか俺は、移動の疲れもあってAの頭に手を添えたまま、眠ってしまった。
·
·
義母「廉くん！廉くん！」
お義母さんに起こされたのは、深夜の2時のことだった。
廉「えっ、お義母さん、どうしたんすか？」
義母「ごめんね？寝てるとこ。A、陣痛きたみたいなの。リビングで1人で耐えてたみたいで、さっき私のとこに電話かかってきて」
廉「えっ···」
飛び起きて隣を見ると、そこにAの姿はなくて。
お義母さんと一緒にリビングに行くと、Aはソファに座って俯いて、ちょうど陣痛に耐えてるとこだった。
廉「ごめん、A、気づかんくて。大丈夫？」
隣に座り、背中をさする。
「はぁはぁっ、、廉っ、、痛いっ、、」
廉「痛いな···」
義母「病院に連絡してくるから廉くん、Aの隣にいてあげて？」
廉「わかりました」
お義母さんが代わりに病院に電話してくれ、俺はAに寄り添う。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます (2月4日 15時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます 言葉遣いは難しいですよね (2月4日 14時) (レス) @page48 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！上の子達も気遣いができて優しいですよね！ (2月4日 11時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪(プロフ) - いつもありがとうございます！今回はなかなかヘビーなお話をお願いしたのに、要望にすべて応えてくださり、ありがとうございます！！上の子2人も弟妹の面倒を見ながらパパとママを気遣い、思いやりのある子たちだなと思いました。 (2月4日 9時) (レス) @page46 id: 2a201cd7c8 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - せなさん» こちらこそありがとうございました！ (2月2日 18時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2024年1月10日 20時
