ご飯 ＊廉パパ ページ21
娘 A 3歳
廉side
ある日の夜ご飯。
今日は野菜炒めとポテトサラダとお豆腐のお味噌汁。
野菜炒めの甘いタレがご飯と合い、自然とご飯が進む。
野菜炒めを口に含んでご飯をかき込んでると、隣から視線が。
手を止めて右を向いて視線を下げると、隣に座ってるAがじーっと俺の顔を見てた。
廉「ん？どうしたん？」
「これほしいの」
廉「ん？キャベツ？」
野菜炒めのキャベツを指さすA。
Aのお皿を見ると、Aの方にもキャベツは入ってて。
廉「Aのお皿にもキャベツ入っとるよ？ほら」
Aのお皿からキャベツを箸でつまんでAの口元に近づかせたけど、Aはぷいっと顔を背けた。
「パパのがいい」
廉「いっしょやで？パパの野菜炒めもAの野菜炒めも」
ママ「ふふ、可愛い笑 アーンして待ってる笑」
廉「しゃーないなー。はい、あーん」
アーンして待ってAの口にキャベツを入れた。
廉「どう？美味しい？」
「おいしい！もういっこ！」
廉「もうおしまいやって笑 同じのあるやろ？Aのお皿にも」
「もういっこ！」
廉「もう笑 どれがいいの？」
「これ！」
廉「これ？1番大きいキャベツやん」
「あーん！」
廉「はいはい、あーん」
1番大きいキャベツをお口に入れてあげた。
その後も、俺のご飯を盗んでいって。
「ごちそうさま〜！」
廉「ちょっ、A〜！自分のご飯減ってないやん！」
俺のご飯を半分以上平らげ、お腹いっぱいになったみたいで自分のご飯は一口も口にせず、ごちそうさまと言ってリビングに行った。
廉「あの子、全然、自分のご飯食べてへんで」
ママ「ほんとだね笑」
廉「泥棒やん、ただの」
ママ「泥棒 笑」
もったいないから代わりに俺がAのご飯を食べた。
fin
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます (2月4日 15時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます 言葉遣いは難しいですよね (2月4日 14時) (レス) @page48 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！上の子達も気遣いができて優しいですよね！ (2月4日 11時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪(プロフ) - いつもありがとうございます！今回はなかなかヘビーなお話をお願いしたのに、要望にすべて応えてくださり、ありがとうございます！！上の子2人も弟妹の面倒を見ながらパパとママを気遣い、思いやりのある子たちだなと思いました。 (2月4日 9時) (レス) @page46 id: 2a201cd7c8 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - せなさん» こちらこそありがとうございました！ (2月2日 18時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2024年1月10日 20時
