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百花side
百花「ほら、胡桃。『こんにちは』は？」
私の背中に隠れてる胡桃。
警戒した顔で親子を見ていた。
佐藤「すいません、人見知りで」
母「あ、そうなんですね。可愛いですね、お子さん」
佐藤「ありがとうございます」
女の子「せんせい！みて〜！おようふくかったの！」
佐藤「ん？あ、ほんとだ。お洋服買ったんだ」
先生は女の子の前にしゃがんで、女の子が見せてる袋の中を覗き込んで微笑みながら女の子の話を聞いてた。
女の子「ふくと、スカートと、ワンピースとおぼうしかったの！」
佐藤「たくさん買ったの？そっか、よかったね」
女の子「うん！せんせいはこのなかでなにがいちばんわたしににあうとおもう？」
佐藤「んー、どれも可愛いしどれも似合うだろうから迷うな〜。でも、この服が一番似合うかな？ピンク、大好きでしょ？」
女の子「うん！ピンクだいすき！」
佐藤「ふふ、ね笑」
母「ほら、そろそろ帰るよ？先生にバイバイして？」
女の子「やぁだ！まだせんせいとおはなししたい！」
どうやら、この子は佐藤先生のことが大好きなようで、嫌だと言いながら先生の手を握った。
佐藤「明日また、保育園で会えるよ。ね？保育園でまたお話たくさんしよ？」
女の子「やくそくしてくれる？」
佐藤「うん、約束」
佐藤先生と女の子は指切りをした。
母「じゃあ失礼します」
女の子「せんせいばいばい！」
佐藤「ふふ、バイバイ」
親子はその場を去った。
百花「可愛いね、さっきの子」
佐藤「うん。慕ってくれてるんだ」
百花「そっか。嬉しいよね」
佐藤「うん、嬉しい」
さっきの女の子前では一気に『保育士の佐藤先生』の顔をしてて、その姿がかっこよくて、やっぱり佐藤先生ってかっこいいなーと惚れてると、突然、胡桃が私ちに背中を向けて歩き出した。
百花「えっ、ちょっ、胡桃！」
佐藤「胡桃！」
私たちは胡桃を追いかける。
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このみ(プロフ) - みーにゃんさん» 読んでくれてありがとうございます (2月4日 15時) (
レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - リク書いていただいてありがとうございます 言葉遣いは難しいですよね (2月4日 14時) (レス) @page48 id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - かいちん♪さん» 読んでくれてありがとうございます！上の子達も気遣いができて優しいですよね！ (2月4日 11時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪(プロフ) - いつもありがとうございます！今回はなかなかヘビーなお話をお願いしたのに、要望にすべて応えてくださり、ありがとうございます！！上の子2人も弟妹の面倒を見ながらパパとママを気遣い、思いやりのある子たちだなと思いました。 (2月4日 9時) (レス) @page46 id: 2a201cd7c8 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - せなさん» こちらこそありがとうございました！ (2月2日 18時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このみ | 作成日時：2024年1月10日 20時
