猫 、 拾われました . 【 selly 】

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朝 、 カーテンから差し込む光で目が覚める









昨夜話し合って私がリビングで寝たはずなのに 、 何故か私がいるのはベッド 。









おそらく私を移動させたであろうsellyさんに文句でも言いに行こうかと上半身を起こそうとしたら 、 上からの重力で体が起こせなかった



私の腰に巻きつく誰かの腕 ...


横を見ると 、 整った寝顔が一つ 。


シーツに散らばるピンクの髪 。






私が体を起こせないのは 、 正真正銘sellyさんのせいだった 。








「 うわぁっ !? せ 、 sellyさん !? 」

『 ボヤｯ !? 』






「 寝てる間に抱きしめられてました !! 」 ... なんて乙女の見る夢Top5にランクインするくらい贅沢な話でもうキャパオーバー寸前 。

sellyさん起きちゃったけどそんなの知らない 。だって乙女の見る夢Top5にランクインすることクリアしちゃったんだもの 。





乙女の見る夢Top5にランクインだよ !? ( しつこい )



さっきsellyさんが喋った韓国語が悪口でも暴言でも今なら大丈夫 。 今の私無敵だからね 。










「 や ... なににやにやしてるか 。 キモいけど 」


「 えっ 」


「 なに ... こわ 」


「 今 、 乙女の心を無下にしましたね 。 乙女の恨みは深いですよ 」


「 日本語分からん 、 眠いからだまって 」




そういってまた私を腕の中に閉じ込めるsellyさん 。





乙女心が遊ばれている気がする ...

















Rasさんに助けを求めようとリビングに行ったら 、 「 お仕事があるので先帰ります ! Aさんまたお話しましょ ! 」とローマ字で書かれた置手紙がおいてだけ 。




さすがプロゲーマー 。 行動が早いね 泣




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