【pkmn】ゴースト使いのチャンピオンは異世界へ 6【twst】

10話 ページ19

【S.T.Y.X.タルタロス−収容所】

ｵﾙﾄ『やあ。第3の‪”‬‪”‬試練‪”‬‪”‬の場へようこそ！』

ｼﾞｬﾐﾙ・ﾚｵﾅ『‪......』

おっと、先輩方の機嫌が悪いなぁ。俺もさっきのことのせいで良いわけではないけど

ｵﾙﾄ『あれ？3人とも不機嫌そうだね。ケンカでもしたの？』

ｼﾞｬﾐﾙ『お前には関係ないだろう』

おーこれに関してはただの八つ当たりじゃん。オルトかわいそー

ｵﾙﾄ『うわあ、こわーい。八つ当たりはやめてほしいなあ。心配になっちゃうよ。そんな調子で、この試練を乗り越えられるかな？』

試練？炎以外の試練ならいつでも歓迎してます。少ない方が嬉しいけど

ｵﾙﾄ『次は......‪”‬‪”‬水を制する者は全てを制す！‪”‬‪”‬』

ｵﾙﾄ『水に足を取られながらも、懸命に戦う者こそ真のヒーローだからね！』

水の試練？へぇ俺は水は得意な方だしラッキーじゃん

ﾚｵﾅ『水？足元のこの水溜まりのことか？』

ｵﾙﾄ『そう。設備とオーバーヒートを防ぎ低い温度を保つための、不凍液(クーラント)だよ』

クーラントってなんだろ、まぁ今はいっか。なんかクイタランっぽいけど

？？？『誰かいるのか！？助けてくれ！！』

！

もしかしてファントムの研究員の声か？えぇ、これに関してはガチで可哀想なんだが。水で溺れたら面倒くさいし

ｼﾞｬﾐﾙ『人の声！？』

ﾚｵﾅ『......あの転がってるケージの向こうだ』

研究員『頼む、助けてくれ......ごほっ、げほっ！』

ｼﾞｬﾐﾙ『‪”‬‪”‬S.T.Y.X.‪”‬‪”‬の職員？水場に落ちたせいで、逃げそびれてしまったのか？ここは危険です。早くそこから離れて......』

研究員『それが、できないんだ！』

できない？......あぁ、そういうことか。水中に落ちたケージと足をロープで繋がれてるもんな。レオナ先輩が言う通りこれはいい趣味してるわ

いやジャミル先輩このロープ明らか罠でしょ。これ切ったらファントムが起きちゃうとかそういうのでしょ

！

断ち切ったら全てのケージが一斉に......この人数じゃ面倒だし考えたくもないな

正しい救助方法は足の枷についている錠を解くこと......はぁ、こん中から鍵を探せと？

ファントム入りのケージはどんどん沈むとかいうタイムリミット付き............ほんといい性格してますわね。おほほほほほ、全て終わったら覚えてろよ

健闘を祈るじゃねぇわ。はっ倒すぞ

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