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9話 ページ17

ジャミル『ふう。レオナ先輩、ご無事ですか』

レオナ『ご無事ですか、だ......?お前、なんのつもりだ』

ジャミル『え?なにって......』

レオナ『俺はテメェなんぞに庇われるほど、落ちぶれたつもりはねえぞ』

ジャミル『落ちぶれたって......そういうつもりでは......』

レオナ『あの程度の魔法、どうとでも防げるから放っておいただけだ。ファントムが来てることぐらい気付いてた』

気付いてたなら言って欲しかったー......

レオナ『狭い階段で暴れたんじゃ時間が無駄になるとふんで、あの踊り場まで引きつけようと思ったのに、』

あー......言って欲し...まぁ言わないのが先輩らしいが

レオナ『それを邪魔しやがって。俺を助けた、だ。思い上がりもそこまでくると見事だぜ』

ジャミル『作戦があるなら事前に共有すべきでは?後出しで文句を言われてもこっちだって困ります。第一、勝手にしろといったのはそっちだ、だから自分で考えて、最善の行動をとったまでです』

レオナ『ああ言ったな。だが、足を引っ張っても良いとは言ってねえ』

ジャミル『足を引っ張る......!?』

レオナ『お前さっきのでケガしたんだろ?......おっと、隠しても無駄だ』

!!??

ジャミル先輩が......怪我?ま、マジか。気付けなかった

レオナ『敵がどこに潜んでいるかもわからない中で、弱者の匂いをさせるのがどんなに危険なことかわかってんのか?』

レオナ『こんなことなら、あの八枚舌のタコ野郎と組んだ方がずっとましだったな。とんだお荷物を押しつけられたもんだぜ』

八枚舌のタコ野郎?って嗚呼、寮長のことか

寮長のことか!!!???あ、あのレオナ先輩がそういうなんてレ、レアだ

もしかして俺も何もできてないしお荷物判定食らってそうなところだなぁ......不安になってきた

ジャミル『......お荷物? ご冗談を。俺はアズールと違って、護衛としての訓練を受けています。あんな体力のない男より役に立つことは間違いない。レオナ先輩を危険にさらすような真似はしません』

友達に恋人を馬鹿にされるのって嫌な感じ

今度のバスケの対戦で本気出して勝って盛大に馬鹿にしよう.........はぁ、先行きたい

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マニ。(プロフ) - ライさん» ✉️。有難うございます!あのボードに返事送りましたのでボードの返事お待ちしています😊💝、ライ様😊 (12月20日 14時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - マニ。さん» こちらこそ、こんにちは!面白いと思っていただけて幸いです✨✨ボードでの会話は大歓迎です! (12月19日 22時) (レス) id: 539c5da26a (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは、面白いです。もしよろしければボードで会話したいのですが宜しいですか?💦、お返事お待ちしています!これからも更新応援してます😊 (12月19日 22時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ライ | 作成日時:2023年12月15日 21時

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