わらび餅を食べに行っただけなのに【鬼滅の刃】

＊わらび餅が12個 ページ24

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「そういう問題じゃないですよ！」


竈門が青ざめた顔で言う。

キモいのは大問題だよ。だって吐いちゃうじゃん。こんなかわいい女の子が公衆の前ではいちゃ駄目っしょ。


「魘夢自体が列車と融合しているなら、今列車に乗ってる人は！寝てる人は！こいつに食べられるってことですよ？」


つまりは、


「「二百人が魘夢を強化するための餌。」」

声が重なる。

「でも、私の任務は鬼を倒すだけ。守るのがあんた達の使命ならそっちに集中したらいいじゃない。私は腐っても一般人。鬼を殺すことを依頼されただけの仮隊員。守るのは君たち。」

そうだ。私はわらび餅を餌にしてそれに乗ってるだけだ。
任務をやり遂げれば報酬が手に入る。


かけだそうとしたその時だった。


竈門が叫ぶ。


「その任務に、この人たちの護衛をすることが入っていないならやらないなんておかしいですよ！」

「人が大事じゃないんですか？！」


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