わらび餅を食べに行っただけなのに【鬼滅の刃】

＊わらび餅が４つ ページ13

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「〈ヒノカミ神楽〉です。知りませんか？」


うーむ。聞いた事有ったり無かったり分からん。

聞き覚えあるんだけど…。うーん。


「ごめん。分からないから思考放棄するね。てか寝る。鬼が出てきたら起こしてくださーい。」
「えっ？！」


驚く程か？思考放棄って誰でもするでしょ？

任務をしっかりするから褒めてほしいくらい。


んじゃあ、おやすみ〜。


＊


「んふっ♪寝顔も可愛いな〜。」


Aちゃんが寝た後、俺我妻善逸はそう呟く。

今、変態だと思った人。


「善逸。気持ち悪いぞ。」
「変態じゃないからァァァ！！だって可愛いじゃん！！」

炭治郎が辛辣な言葉を吐く。
やめて！！俺のライフはもう０だよ！！

「…確かに、可愛いな。でも、匂いが全然しない。憎悪と怒りの匂いが少しづつしかしない。」

炭治郎もそうなのか。

Aちゃんからは、音がほとんどしないんだ。炭治郎の言うとおり憎悪と怒りと、壊れそうな音がする。


「Aちゃんがどんな過去を抱えているのかは、本当に分からないな。」
「きっと、話してくれるだろう。」

炭治郎の言うとおり、話してくれるときまで待ってみようと思った。


＊

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