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授業１０１ ページ7
テストが終わり、返却
教室は静か。殺せんせーですら、俺ですら
久々に帰ってきたのに、最悪な居心地だ
烏間｢…これは一体どういうことでしょうか。公正さを著しく欠くと感じましたが｣
先生｢…おっかしいですねぇ〜。ちゃんと通達したはずですよ。あなた方の伝達ミスじゃないですか？なんせおたくら本校舎に来ないから。ハハハハ｣
殺｢……｣
烏間｢伝達ミスなど覚えは無いし、そもそもどう考えても普通じゃない
テスト二日前に…出題範囲を全教科で大幅に変えるなんて｣
先生｢…わかってませんねぇ。えーと…烏間先生？ウチは進学校ですよ。直前の詰め込みにもついていけるか試すのも方針の一つ
本校舎のクラスではたんと理事長自らが教壇に立たれ、見事な授業で変更部分を教えあげてしまわれました｣
烏間｢……！
(あの理事長…自分の主義の為に��そこまで��やるか！
余計な妨害をしてくれた。コイツにこのE組から去られたら元も子も無い！)｣
殺｢…先生の責任です。この学校の仕組みを甘く見すぎていたようです。…君達に顔向けできません｣
なんで…なんで…
貴方｢なんで…そんなこと言うの…？｣
全部、俺が悪いのに…
貴方｢私はあんな近くに知りながら、みんなに何も言えなかった…言えるチャンスなんていくらでもあったのに…｣
殺｢御影さん…｣
彼の言葉を、信じてしまったから…
下を向いてしまった
泣きそうなのが、バレないように
するとせんせーの悲鳴
同時に、背中に体温
誰かの腕が俺の首に巻きついた
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作者名：doryi☆ | 作成日時：2017年8月13日 22時
