検索窓
今日:31 hit、昨日:3 hit、合計:39,128 hit

ライブ127 ページ33

生徒会室にて正座なう


天祥院「愛音。自分が何したかわかってる?」

貴方「…はい」

天祥院「あれほど言ったよね?ライブはやるなって。それだけじゃない。なんだい?その頬は」

頬はまだ少し赤かった
少しだけ、痛む


天祥院「今回君は独断でライブを行った。足も治ってないのに。そして顔を殴られる…本当なら停学処分だ」

貴方「…本当なら?」

天祥院「あぁ。殴られたのは生徒を守る為だったんだろう?」

貴方「…なんで知ってんの?」

天祥院「ご本人に桃李と弓弦が吐かせたよ」

姫宮「えっへん!」

伏見「ふふ」

天祥院「そこは見逃すことにしたよ」

ありがてぇけど怖ぇ…


貴方「てか、ライブしたってよくわかったね」

衣更「SNSにたくさんのってましたよ」

恐るべしSNS社会


なんて思ってたら、扉が勢いよく開いた
そこにいたのは…


貴方「…泉?」

瀬名「っ…このバカ!」

貴方「へ?」

両手で俺の頬を包む泉


瀬名「意味わっかんない!何顔殴られてんのぉ!?Aの綺麗な顔が台無しじゃん!」

貴方「あの、その名前はちょい…」

瀬名「うっさい!アイドルってちゃんとわかってる!?Aが傷つけば多くの人が傷つくんだからねぇ!?」

貴方「……」

天祥院「瀬名君の言う通りだ。君はアイドル。その顔でライブしたというのも許されざる行為だよ」


アイドル、アイドルって…


貴方「…んだよ。俺の心配は無しか」

瀬名「え?」

貴方「…別に、この件は本当に悪かった。けどさ…アイドルとしてじゃなく、ちょっとは俺の心配してくれても良くない?」


泣きそうになるのを抑え
俺は生徒会室を飛び出した

ライブ128→←授業126 赤羽side



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
30人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 暗殺教室 , A3!
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:doryi☆ | 作成日時:2017年8月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。