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授業114 ページ20

痛い。右頬がジンジンする
口の中に血の味が広がってきた


……待って。殴られた時帽子取れた。クッソ…


貴方「いったぁ……アイドルは顔が命、って聞いたことねぇの?」


またその場は静まり返る


茅野「ま、まま愛音君!?」

神崎「本物…!?」

貴方「あはは、緑の子は久しぶりだね」

茅野「え、お、覚えて…!?」

貴方「もちろん」


不良達もお口あんぐりですよ


貴方「あ?んだよその面。はっ倒すぞ」

リュウキ「……あ?」

貴方「あぁほら、スタッフの登場だ」

入口に目を向ける
そこにいたのは不良……ではなく

四班のみんなだった


茅野「みんな!」

なんでも殺せんせーのあの分厚いしおりのおかげでわかったらしい
さすが殺せんせーww


杉野「…え?横のって」

貴方「それは後」

杉野「あ、はい」

腕は使えなくても足は使えるか
…チャンスを見つけよう


赤羽「…で、どーすんの?お兄さんら。こんだけのことしてくれたんだ。アンタらの修学旅行はこの後全部入院だよ」

カルマ怒ってる
おおかた殴られでもしたんだろ


するとドカドカ、と音が聞こえた
リーダーはツレとか言ってるけど…


貴方「…ぶはっwwww」

入ってきたのは素敵(笑)な姿になった不良と殺せんせーだった


不良達は立ち向かうも返り討ちにされる
相手はマッハ20だぞ。当たり前だ


リュウキ「テメーも肩書で見下してんだろ?バカ高校と思ってナメやがって」

殺せんせーは話し始めた
確かに名門校の生徒だが、校内では落ちこぼれ呼ばわりされてること
けど、そこで様々なことに前向きに取り組んでることを


殺「学校や肩書など関係無い。清流に棲もうがドブ川に棲もうが前に泳げ馬魚はうつくしく育つのです」


その後はしおりという名の鈍器を使って不良を殴りつけてた

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作者名:doryi☆ | 作成日時:2017年8月13日 22時

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