階級甲の隊士は、何故か霞柱に懐かれたらしい【鬼滅の刃】

25話 ページ30

あの後、たくさんふろふき大根をあげて、なんとか機嫌を良くした。

霞柱様は、「女顔」にコンプレックスを抱いていることを初めて知った。

でも、別に対して気にする必要はないと思う。

だって、鬼殺隊は顔より刀だし、そもそも綺麗な顔立ちをしているのだから。

(っていうか、強いし可愛いから、もっと自信持てばいいのに。)

すると、霞柱様に言われた。

「ねぇ、玲は僕のこと、女顔とか、思わないの？」

俺は思わず返答に迷った。

(本来なら、思わない、というべきだろう。)

(でも、俺実際、女の子みたいで綺麗な顔立ちだな〜、って時々思うし……。)

「確かに、霞柱様は女の子みたいな綺麗な顔立ちをしています。でも、別に悪いことではないと思いますよ。」

「だって、霞柱様は体を鍛えてますし、上の隊服脱いで、腹筋でも見せたら、いわゆる『ぎゃっぷもえ』ってやつになるんじゃないですか？」

と思った通りに言った。

すると、霞柱様は無言になった。

あれ、と思って、自分の言ったことを頭の中で再生すると、

(あああああああああああ！！！！！！！！！！不味い！！！！！変態みたいなこと言っちゃったよ〜！そんなつもりじゃ無かったのに！)

自分がまるで変態の様なことを言っていることに気づいた。

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