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#61 ページ11

望side



母「実はね...」





そう言ってAのお母さんは話し始めた





母「みんな誕生日にあの子にあげたもの覚えてる?」



淳「はい覚えてます」




照「確か虹色のハンカチやったよな」




母「それが風が吹いて道路に飛んでしまって...」




流「それでAは取りに行ったんですか?」




母「もちろん私は止めたわよ」




智「じゃあなんで...」




母「『唯一のメンバーと繋がってる物やから』って取りに行ったんよ」




重「そんな...」




母「あの子は今もあなた達の事が大好きなのよ」




祟「うぅ...A...」




望「話してくれてありがとうございました...」




母「だから次こそはあの子を守ってあげて」




流「分かりました...」






Aは俺たちのこと
嫌いになってなんかなかったんや...





Aはメンバーの事許してるん?




俺は無理かも知らん...





でも俺はAに戻ってきて欲しい...

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作者名:虹色雲 | 作成日時:2017年8月27日 21時

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