クイズの時間 ページ6
Aside
黒い布を被せられてはや10分。
撮影をするメンバーが揃ったのか部屋がだんだん賑わってきた。
??「今日の企画伊沢の持ち込みだったっけ?」
??「てかなんでこの5人なわけ?」
扉の向こうから楽しそうな声が聞こえる。
伊沢「準備出来たから来た順に撮影部屋入ってって」
急に伊沢さんの声が聞こえた。
??「了解〜…………って!なにこれ!?超怖いんですけど!」
そう言うと誰かが俺の頬を布の上から優しく触った。
??「なにこれ、マネキン?」
??「マネキンなの?布動いてるみたいだけど」
今度はまた別の人が触る。
ちょっと擽ったいかも。
伊沢「あぁ!触んない、触んない!その中に入ってるの人だから」
??「人入ってんの!?」
伊沢「そう、この人のクイズするから」
伊沢さんの自慢気な声を聞き他の人達は何も言わなくなった。
伊沢「今回の企画は私、伊沢拓司の持ち込み企画!頭の良すぎる東大生なら10個の問題でこの人が誰か分かる説〜!」
元気だなぁ、伊沢さん。
伊沢「今から皆さんに10の問題を出します。皆さんの答えが合っていたら次に進めます。なお、今回のクイズは協力しなければ進まない為他の方々との相談タイムを設けております。1問につき制限時間は10分。ギリギリまで考えるもよし、問題文を最後まで聞いてから答えるも良しです。ですが、もし1問でも不正解だった場合は皆さんのtwitterの名前を1週間の間解読不能文字にして頂きます」
長い説明が終わりいよいよクイズが始まった。
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作者名:エリス | 作成日時:2023年7月8日 15時