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#1 ページ1

眼が覚めると、そこは自分の部屋ではなかった。



ここは、どこだろう。


眠い目をこすり、ボーッとする頭で辺りを見回すと、自分の部屋ではないのに見覚えのある風景が広がっていた。


「…教室か。」


そう認識した私は、凝り固まっている身体を伸ばしながらあくびを一つした。


いま、何時かな。


なんら変わりなく教室に飾られている時計を見ると、既に18時を過ぎていた。


寝ている私を照らしていた太陽も、既に落ちかけている。


帰らなきゃ、な。

#2→



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作者名:紫馬 | 作成日時:2017年7月11日 18時

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