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十六話 ページ18

カナエ「まあまあ、それよりみんなで何か美味しいものでも食べましょう?折角雨霧ちゃんも居るんだから!」



煉獄「よもや!そうだな!それが良い!」



宇髄「おー、じゃあ何が食いたい?A。」





そう言いながら僕の肩を組み、隣に座らせようとする音柱様。



…の、腕を思い切り掴みながら凄い勢いで音柱様を睨む師範。





『…何してるんですか師範…』



宇髄「伊黒、お前そんなに力あったか?確かもっと弱くなかったか?結構痛いから離せよ?」





ちょっと焦ったように言う音柱様を見た感じ、師範の手は結構力が入っているご様子。



お世辞にも其処まで力が強いとは言えないはずの師範が、こんなに体型のがっちりした人の表情歪ませるとか…火事場の馬鹿力の無駄遣いなんじゃないだろうか。





伊黒「先に忠告しておくぞ、宇髄。お前は今やるべきでないことを二つした。一つ目、名前呼び。こいつの名前は簡単には呼ばせないようにしている。信じていない相手には名前で呼ばせないように躾けているからな。もう一つ…こいつに気安く触れるな。」



宇髄「両方こいつ自身は嫌がってないように思えた………分かった分かった、雨霧って呼ぶし離すからお前も離せ!!」





音柱様が僕から離れたのを見てやっとのことで離してくれる。



思ったよりも痛かったのか、師範に掴まれていた辺りを擦っている音柱様。





宇髄「何だよお前は恋仲に手を出された男か…」



『…っ、』





比喩だとしても、恋仲とか言われると僕は少し照れてしまう…まあ無表情なのだろうけど。





伊黒「妙な比喩はやめろ、宇髄。そもそもこいつは恋仲なんて作らない。」



『ちょっと?』



伊黒「こいつ自身が、俺と肩を並べるまではそんなことを考えない。俺はそう思っている。」





…横暴だ、横暴すぎる。



僕だってお年頃の…それも一応とは言え、女でもある。



なのに…何でそんなことを貴方に…僕の想いを寄せている貴方に、言われなければならないんだ。





伊黒「それに…こいつの相手は俺が認める相手でなければならない。」



宇髄「は?」



伊黒「俺が認めない奴に預けるほど、おれはこいつを軽く見ていない。」





…ほらね、やっぱり理解力がなければこの人の継子なんてやってられませんよ。



…遠回しの、「心配だから」「大切だから」を言ってくるこの人の継子なんて。

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人見(プロフ) - フレフレ組尊いさん» なぁにぃ!!!ボクっ娘はありやぞ!!!!!(うるさい)はいごめんなさい、個人の価値観がありますよね(突然の反省) (2020年8月16日 23時) (レス) id: 882ef10c58 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - ボクっ娘はないわぁ (2020年6月25日 13時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 終わりになっちゃうんですか...?続きが読みたいです。楽しみです! (2020年6月14日 22時) (レス) id: c2d0832e50 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(童磨推し) - 好きです!!続き楽しみに待ってます!!! (2020年5月25日 14時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみっく(プロフ) - 面白いです!続き読みたいです!お願いします! (2020年5月5日 18時) (レス) id: b641ec771d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星降る夜 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月11日 13時

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