どう足掻こう。「天然系お姫様のせいで退部危機な私」【ハイキュー！！】

偶然 ページ46

未だにキュルルル…と鳴るお腹を押さえ、食堂の扉を開いた。

開い…


ひ…


開かんけど！！？


うおおおおおおお…！！

フッ…この技を使うしかないのか…


必殺！！！


ドアはかｉ





？？「何してんだよてうおっ！？」





私がドアと格闘していると、勝手に向こうからドアが開いた。

向こうに居たのは、黒尾さん。
ガチの中二病の方が出て来ちゃったじゃないか！！←





『コ、コンニヒハ…』





黒尾さんはニガテなタイプかも知れない。

「あ…おう…まあ入れよ」と言われた。
私達は無言で各々の行動をしている。

冷蔵庫に入っていたおにぎりを取り出し、レンジでチンする。


この沈黙気まずっ！！！
つかなんで黒尾さん居んの！？
今２時３０分だよ！？





黒尾「……………なー…」





『はひっ！！？』





私が驚きながら振り返ると、一瞬だけ合った視線を逸らした黒尾さん。
確か今日の音駒担当は……


及川まりあか…





黒尾「…あー…え、っと……どした、その頬」





『及川さんに叩はれまひた』





黒尾「は！？」





『嘘です』





黒尾さんは大きなため息を吐いた。

「嘘でもそういう事言うなよ…」とか呟いてる。





『黒尾さんは何へここにいるんでふか？』





黒尾「…スポドリの粉切らしてんだけど、まりあが場所分かんねえって言うから…


……和花ちゃん、場所分かる？」





結局アンタも分からんのかい。

私も大きなため息を吐くと、黒尾さんの腕を引っ張った。





黒尾「……おー、和花ちゃん大胆。


………さんきゅ」





『…どーも』

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