どう足掻こう。「天然系お姫様のせいで退部危機な私」【ハイキュー！！】

戦・２ ページ36

にろ先輩が、それと〜…と言いながらボイスレコーダーを取り出した。
そして、コレ、聴いとけよと言って練習に戻っていった。

私はポケットにレコーダーを入れ、スポドリのカゴを持ち、水道に向かった。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
《「ﾋﾟｯ＿＿れちょっとヤバくね？…あ、あ〜…録音(はい)ってるかな…
今、及川まりあと及川和花が体育館ウラで言い争ってます」





「＿＿分の邪魔はするなって、自己中にも程があるだろ。
お前の掛けた迷惑のせいでチームが負けたらどう責任をとんの？」





「はァ？責任？バッカじゃねえの？どこまで良い子ぶってんの？」》





私は息を呑み、レコーダーを停止した。


コレ…私と及川まりあの…


私は周りに人が居ないかを改めて確認した。
これがバレたら終わるからね…


にろ先輩、今までチャラい先輩って思っててすいませんでしたァァァァァアアア！！！！！

コレで、平和に退部…してくれないかな…





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『よっしゃあ青城回避ー！！！！！！』





舞「今は和花ちゃん、青城のトコ行きたくないよね…」





舞様は苦笑した。
良かった、分かってくださる方がいた！！

私たちは今、明日の担当高をクジで決めている。


私は明日、一人で梟谷だ。
やっっっったぁぁぁぁああああああ！！！！！
あのしっかりした赤葦さんがいらっしゃる所だぁぁぁぁああああああ！！！！！

木兎さん？


そんな私に水バシャした人知りません。





雪絵「…でも確か、明日梟谷って青城と同じ体育館だよね〜」





かおり「もう、そゆこと言わないの。まあ、赤葦居るしダイジョブでしょ、多分」





まりあ「いいな和花ちゃん、京治と一緒で！
京治はしっかりしてるからね〜、昔から！」





はああ！！！？
京治京治うるせえんだよ何呼び捨てにしてんだゴラァ！！！！！！
私昔から知ってますよアピールはいらねえんだよ！！！
こんな奴と幼馴染みとか赤葦さん可哀想だなあ！！！
研磨先輩もだなあ！！！
黒尾さんは私のこと微妙な目で見てるし！！！





まりあ「…でも、京治ってば、まりあの事になると…もぉ…///」





『ワアー！！！今日は寝心地が良さそうな夜だなあ！！！こんな日は早く寝ましょう！！！！！』

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