死神も公安もFBIも黒の組織も近付かないでください！【名探偵コナン】

逃げるは勝ちだし勝ちになる！ ページ5

やっと退院できた。
記憶を辿って帰ってきたアパートの私の部屋は、無人だった。

ですよね…
転生系ってこういうの多いもんね…
身寄りがないんですよねー知ってます

これからはバイト生活か…。
ウ〜〜、バイトといえばあそこしか思い付かね〜…

私は重い気持ちでコール音を聞いていた。




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「じゃあ、シフトを組みましょうか。」





なんか、面接して即オッケーもらった。
良いのかな、こんな簡単に…。

人懐っこい笑顔を浮かべる梓さんに、人が良すぎて不安を覚えた。
悪い人に騙されないでね…！


シフトは大体いつでもいけるんだけどなぁ、けどなぁ、、
ちょっと悩んだ末、梓さんに質問した。





「あの…、安室さんのシフトとは違う日がいいんですけど…」





え！と驚かれた。
安室さん目当てで応募する子が多いのに！と言わんばかりだ。

関わったら無事じゃいられないと思うので。女子怖い。





「う〜ん…でも、あの人大体入ってるんですよね…。」





暇人なの？？

そういえば、と梓さんが思い出したように言った。
月曜以外の平日の夕方から深夜だったら空いているらしい。
それでお願いした。

明日からか〜！
受け入れてくれた梓さんの為にも、頑張らないと！





「あ、葉月お姉さん！」





「ﾋｮｯ」





少年が駆けてきた。
ヒィ〜〜1番会いたくねぇよオメーよぉ〜〜〜！！
私の心の叫びなどガン無視で話し掛けてくる。

だって毛利探偵事務所の下だもんね、お姉さん忘れてたよ…





「ねえ、お姉さんが僕のことどこまで知ってるのかお話したいな〜！」





「ナンパって、もうちょっと良い口説き文句考えてからするものだからね！
本番は失敗すんなよ、少年！」





「なっ…おい！待て！」





お姉さん逃げ足だけは誰にも負けないよ〜っと！

素敵な朝→←詰み回避…？？

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