保護者 ページ30
「葉月〜…!!
ほんとあんたって、何でそう無理するのさ〜!!」
「
え〜ん好き〜〜…!!!」
一緒に帰ったり昼を食べたりする友人。
ちょっと良いとこのお嬢様らしいけど、特に差別もせず接してくれる。
少し学校を休んでたから心配だったって。
我が友よ〜〜〜!!
「…でさ〜、ここにチケットが2枚あるんですけど。」
え、切り替え早くね??もうちょっと何かない??
首を傾げると、1枚渡してきた。
“芸術展覧会
世界の名画・彫刻・宝石が集まる、最高峰の展覧会。
日常とは違う世界に触れてみませんか?
招待状は選ばれた方のみにお送りしています”
ふ〜ん…。
でも私、芸術とか分からないからなぁ…。
「ね、行くだけ行こ〜?
私だけじゃちょっと心細いんだよね。」
「ん〜、まぁ、花凛の頼みなら…。」
そう言うと思った!と言わんばかりの笑顔を浮かべた。
花凛はお嬢様だから要出席なのかな。
お嬢様も大変だね…。
今週の金曜日の夜かぁ。
ポアロはお休みさせて貰わないと。
スマートエレガンス?って書いてあったけど、良く分かんない。
なので明日の夜、花凛と服を買いにいくことにした。
______________________
「駄目だ。」
「いやでも、友人と一緒だし、一般参加じゃないみたいなんですけど…、」
「駄目だ。危険な目に遇ったばかりだろう。」
赤井さんが反対する。知ってた。
でももう、花凛と約束しちゃったし…。
食い下がっても許可してくれない。
少し拗ねた口調で言う。
「…それだったら、安室さんにでも護衛を頼みますよ。」
赤井さんが珍しく言葉に詰まった。
え?ほんとに珍しい…
少し苦い顔をしたが、溜め息を吐いて許可してくれた。
…え!!?良いの!!!??
私を守れるんだったら安室さんでもなんでも良いらしい。
ん?安室さん貶されてる?
「ありがとうございます!ちゃんと無事に帰りますね!」
何かあったらすぐに連絡してくれ、と念を押された。
流石にそうしますよ、またボコられたくないし…。
…でも安室さん、そんなに暇かなぁ…?
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いちご飴(プロフ) - 素敵な作品見つけた…だと思ったら終わってた、、いつか更新してくださるのをずっと待ってます! (2月11日 16時) (レス) @page41 id: 9ae4f8b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - ずーっと待ってます……!! (5月19日 20時) (レス) @page41 id: 59d78921c3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - お、おわった…w (2022年7月28日 5時) (レス) @page41 id: fa9b0d5a55 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - コナンくんの破壊力えぐいです。 (2022年7月25日 8時) (レス) id: 32b67605f3 (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - 終わらないでぇぇ… (2022年4月24日 18時) (レス) @page41 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆるり。 | 作成日時:2019年7月14日 20時