死神も公安もFBIも黒の組織も近付かないでください！【名探偵コナン】

いちごパフェ ページ24

何でこうなるの…。

ここで泣いても、メンタルがくそ弱いって訳じゃないから…。
だってこんな状況…！！

理不尽さに腹がたって悔しくて、ぽろぽろ涙が零れた。





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「ねえ、コナンくんはそんなに私が嫌い？」





「へっ？な、何で？」





ある休日の夕方、たまたま会ったコナンに勝手に付いてこられた。

ずっと睨んでる…よね？と聞くと、ギクッという効果音が付きそうな顔をした。
“お姉さんが綺麗だから”なんてあり得ない言い訳を並べる。

猫被るのやめなさいよ〜！
褒めても何も出ないよ！





「せっかくだしパフェでも食べよ！」





えっ、う、うん…。と曖昧な返事をされた。
まだ私のこと疑ってるのかな…。

そんな疑わしいことした？？？

近くのファミレスに入る。
私はもちろんいちごパフェ。
コナンはオレンジジュースを頼んだ。

あれ？オレンジジュース好きだっけ？





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わー！
いちごパフェおいしい！
やっぱファミレスにハズレはないよね〜！

いちごを頬張っていると、視線を感じた。

コナンがめちゃめちゃこちらを見ている。
何が目的だ？みたいな。

いやむしろおめーの目的が知りたいよ…
私ただのJKなのにな。





「…1口食べる？」





え？と目を丸くする。

君、私の前でボロ出しすぎだよ。
ずっと睨んでるもん怖…

口の前に持っていくと、素直に食べた。
え、かわい…

これで死神なんだもんな、人は見た目によらないんだな…。


カランコロン、と店のベルが鳴る。

黒い服にサングラスとマスクをした男達が入ってきた。
あの組織の人達ではない。

その男達は、手を上に挙げ_____


銃声が、鳴り響いた。

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