怖くないって言ったら嘘になる ページ17
葉月サイド
そういえば、と着替えて降りてきた赤井さんが呟いた。
ひえ…本物の赤井さんだ…！
いや沖矢さんも赤井さんだけど赤井さんはさらに赤井さんだ…！！
私の視線に気付いたのか、どうした？と少し笑って聞いた。
うっ溢れ出るオーラに殺されそう…かっこい…
「それで、昨日は家に帰らなかったが大丈夫なのか？」
「あ…まあ、大丈夫、です。
こっちには血縁はいないみたいなので。」
私が知らないだけの可能性もあるけど、小さい頃の記憶は思い出せないし、私以外に人が住んでいそうな気配もなかった。
だから心配するような人もいないと思う。
赤井さんは、少し考える素振りをしたあと、驚愕の提案をした。
「じゃあ、ここに住むか？」
驚きすぎて声も出せずに目を丸くしていると、おかしい顔だと言わんばかりの表情をした。
す、住むって言いました？？
「それは…監視として、ですか…？」
「…そうだな、それもあるが…。
護るなら近くにいた方が良い。
それに、いちいち変装するのも少し面倒でな。
色々手伝って欲しいんだ。」
それで赤井さんと一緒に住めと！？
ど、どどうしようどうしよう
確実に組織とかのいざこざに巻き込まれるフラグじゃないですか！！
でも、工藤君の家に勝手に住むのは…と口を濁してもすぐに正論を返される。
こわい…完璧人すぎてこわい…
「それとも、“監視だ”と言った方が良かったか？」
頭上から鋭い目で見つめられる。
目が離せなくて、少し首を振ることしか出来ない。
「ふ…。
そう怖がらなくても良い。」
この人には本当に全て視えているんじゃないかと思った。
頭をぽんと撫で、キッチンに消えていった。
ﾋｪ…こわい……。
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いちご飴(プロフ) - 素敵な作品見つけた…だと思ったら終わってた、、いつか更新してくださるのをずっと待ってます！ (2月11日 16時) (
レス) @page41 id: 9ae4f8b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - ずーっと待ってます……!! (5月19日 20時) (レス) @page41 id: 59d78921c3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - お、おわった…ｗ (2022年7月28日 5時) (レス) @page41 id: fa9b0d5a55 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - コナンくんの破壊力えぐいです。 (2022年7月25日 8時) (レス) id: 32b67605f3 (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - 終わらないでぇぇ… (2022年4月24日 18時) (レス) @page41 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるり。 | 作成日時：2019年7月14日 20時
