呼ばれたイベントに推しがいる【キ.ヨ】【ま.ふ.ま.ふ】

#38 ページ38

.



二人三脚も無事終わり、他にもいろんな種目をこなしていく。

なんだかんだとっても楽しい。

何かと炎上しそうな男女の絡み合いは、敢えて写してないのか、コメントも平和でアンチも見えなかった。




レト「キヨくんほんま強いわ〜全部勝つもん」

キヨ「運動好きだからなー」

司会「確かに！運動神経で差が出ますねえ！でも次は運ゲーです！ロシアンルーレット！」

『うげえ！辛いのほんと苦手なのに！』

フジ「そーなの？俺そこまで苦手じゃないから当たっても平気だな〜」

司会「辛いのが得意なスタッフでも泣いてしまうくらいに辛いの入れました！」

『やだ待ってほんとに死んじゃう』

そら「運だから！」

まふ「でも女の子に当たると可哀想」



≪まふくん優しい！≫

≪Aちゃん死にそうな顔してるやんｗ≫

≪なんとなくレトさんに当たってほしい≫



司会「一人一つ選んでください！当たらなかったチームにポイント！」



目の前に出された至って普通のたこ焼き。

全然どれかなんてわかんないよ…
みんな次々に取っていく中私は必死になって残っているのを選ぶ。



『よし！これ！』

キヨ「うわー、俺のたこ焼きな気がする。A、俺のと変えて」

『え、やだよ』

キヨ「頼むよ〜変えてくれよ〜」

『もー、これでもし当たったらほんとに恨むから！！！』

司会「みんな選びましたー？じゃあ一斉に、はい、いただきまーす！」

「「「『いただきまーす！』」」」



キヨとお皿を交換して、私は意を決して食べた。




『ん！辛くない！美味しい』

まふ「僕のも美味しい！」

そら「俺も違う」

レト「誰？？」

キヨ「うえええええ！！！！！！かっれえええええええええええ！！！！」

フジ「ヒャーｗｗｗキヨかよｗｗ」

キヨ「これ作ったやつ、ばっかじゃねえの！！？？！ほんとにえぐいぞ！」



キヨを見ると若干涙目になっていた。

私が交換しなきゃ、キヨが辛い思いすることもなかったけど今回だけは、交換してくれたキヨに感謝。




.

#39→←#37

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す