拾われた子猫 (ページ10)

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A『毎日、高身長の人達にバカにされて生きてきた。』

九井「え、Aちゃん？」
(こりゃ、やばいぞ。)

A『私は身長高くしたいが故に！毎日牛乳飲んだの！努力しました！』

九井(申し訳なさすぎる。)

A『頑張ったのに……。』ズーン

九井「……………………。」

A『この世から高身長を消すか。』

九井「それだけはやめとけ。」

A:ズーン

九井「俺は、身長が低くてもAのことを大切にするよ。そんなに落ち込むなよ。むしろ、身長が低くていいこともんあるじゃね？」

A『うん。』

九井「ほい。じゃあ気を取り直して計ろう」

A『まだなにか計るものがあるんですか？もしかして、私身長が152じゃなかったりして！』

九井「いや、152で決定だよ。」

A:ズーム『それじゃ何を…………。』

九井「ざっくり言って、ウエスト、バスト、手k」

A『あ、もういいです。大丈夫です。』

九井「さぁ、やっていこう！」

なんで、テンション高いんだよ。

九井「はい、ウエスト計りまーす。え？」ｶﾞｰﾝ

え、何ガッカリしてんの。

私ってそんなに太ってた？

いや、それにしても失礼すぎない。

今すぐその頭をはねてやりたい。

九井「ごめんね。」

A『え？』

九井「まさか、こんなに細いなんて思わなかった。」

あ、そっち系のやつか。

九井「沢山食べさせてあげるよ。俺がもっとしっかりご飯をあげれば。」

A『え、あ、いや。大丈夫です。』

え、なんかすごく申し訳ない。

九井「じゃ、気を取り直して……。」

ねぇ、さっきから思った、顔近い。

顔を見た時から思っていた、イケメンじゃん。

時々体に手が触れると本当に心臓止まりそうになる。

生きていられるか心配です。

しかも、度々変なこと言うんです。

九井「見た目以上ね胸でk」

A『九井一さん。』ﾆｺﾆｺ

九井「足ほっそ！触っていい？」

A『九井一さん？』ﾆｺﾆｺ

九井「手首も細い！後ろで手錠かけていい?!」

え？なんて言った？こいつ本当にやばい。

A『九井一さん、それ以上変な事言うのならば、その頭１回飛ばしますよ。』ﾆｺﾆｺ

顔いいのに！変なこと言わないでよ！