拾われた子猫 (ページ6)

今日:37 hit、昨日:20 hit、合計:9,144 hit

4 ページ6

九井side

いくらなんでも、何日も食ってないのはまずいだろ。

よく生きてられるな。

しかも、服が大きいのは分かってはいたが

萌え袖だし、肩が見えてるし…………。

オッドアイとか、すげぇわ。

なんか、性格とかも猫に似てて。

かわいi(いやいやいや、落ち着け)

こんなに動揺してどうするんだ。

話を戻すが、何日も食ってねぇってことは、栄養があるもんがいいよな。

とりあえず、サラダとテキトーにオムライスか。

ソファーに縮こまって座って待つ姿………

可愛いかよ！！！！

九井『ほら、出来たぞ。』

A「あ、ありがとうございます。」ﾊﾟｸｯ

上手く作れたと思うが、大丈夫か。

A「ﾂｯ………美味しい。」ﾎﾟﾛｯ

九井『?!泣くな！』

なんで突然泣くんだよ。

A「こんなにも美味しい料理をありがとございます。本当に…美味しいです。世界で1番です。」

九井『気にって貰えて嬉しいな。話を聞いた感じ、帰る場所がないってことでいいんだよな？』

A「はい。そういうことです。｣

九井『それじゃあ、これからは俺と一緒に住め。』

A「？？？？？」

あれ、まてよ。

俺、今しれっと変なこと言わなかったか？

A「本当にいいんですか？」

九井『あ、あぁ。』

A「ありがとうございます！！！ﾋｯｸ」

九井『？！だから、な、泣くな！』

A「まだ、あったばかりなのに。こんなに優しくしてもらえて…。ありがとうございます。」

…………。優しくか。

こちらこそ、ありがとうな。